ダイバーズウォッチの国際規格であるISO6425が改正されました。
改正点として挙げられているのは、視認性向上のために3時位置のルミブライトが追加されたことです。
画像は、ドイツセイコーのHPにおいて4.29付で【重要なお知らせ】として発表されたものです。
ISO改正の話は私も小耳に挟んでいたので、店舗に足を運んだときにこっそりチェックしていましたら、同じファーストダイバー現代デザインモデルでもルミブライト有/無が混在してディスプレイされていました。
後世においてこの文字盤変更は、後期モデルと呼ばれるのでしょうか?それとも前期/中期/後期モデルのうち、中期モデルにあたるのでしょうか。
私が不満なのは、セイコー日本法人の姿勢です。
ドイツ法人ではISO規格改正を【重要なお知らせ】と位置付けHPに載せていますが、国内版HPでは改正の件は触れられていません。
モデルチェンジしたものの指名買いや旧モデルの買い控えを懸念しているのでしょうか。
それとも、ISO規格を重要視する/しないお国柄の違いが出たのでしょうか。
国際規格というのは、すべての産業の基礎となるもので、いわば人類共通の「考え方」です。
これを知ってるかどうかは大きく違います。
そして、国際規格というものは非常に論理的に構成されています。
しかし、日本ではこの国際規格を知りながら、活かすことなく情緒的な思考回路で動いており、まだまだ論理的に物事を考えることが苦手と言わざるを得ません。
だってそうでしょう?何かあれば「注意します!」「徹底します!」ですから。
人の注意力に頼って仕事をしている(させている)以上、ミスは避けられないのに対策(設備・施設対策、機械的対策、人間工学的対策)を講じることなく、上記精神論ですから。
そんなこと知らなくてもいいでしょ、と言われているようでなんか悔しい。
ちなみにISO6425/JIS B 7023については、シチズンHPにて詳しく解説されております。
皆さんも、国際規格の情報を仕入れつつ、店舗で3時横のインデックスをチェックしてみて下さいね。
2021.5.8追記
50イイネ👍ありがとうございます。
セイコーの名誉のために付け加えますと、ISO改正に触れているのはドイツHPのみです。今回の件は、単にお国柄ということになるんでしょうか。さすが工業大国ドイツ。
それでも、日本だって工業大国ですし、JISもISOとの整合性を図る動きで近年の改正が進んでいます。
日本国外がドイツだけだったとしても、メイドインジャパンのメーカーならば、アナウンスしてもバチは当たらないと思うんですけどねぇ。
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コメント
コメント一覧 (2)
JISB7023 : 2021 潜水用携帯時計−種類及び性能
https://jis.eomec.com/jisb70232021/2
5.3判読性
5.3.2暗い所
6.5.1によって試験を行ったとき,潜水時計は次のa)〜e)の項目が,明確に確認できなければならない。
c) アナログ表示の場合,5分ごとを指示する表示
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セイコーは2020年12月から発売の新製品と、既製品では3月頃の出荷分から3時インデックスが追加されてますね。
比較画像のイエローはエイプリルフールのものではないですか?(間違いならすみません)
今月発売のSBDC139は3時インデックスですね。
butsuyoku1624
がしました