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突然の発表、本当に驚きました。
機械式ザ・シチズンがラインナップから消滅して4年ほど経ったでしょうか。
2010年に80周年を記念したcal.0910を中高級機用として開発したにもかかわらず数年で生産終了となってしまったザ・シチズンのオートマチックライン。
エコドライブや10年保証、和紙文字盤などで食いつないで来ましたが、正直、グランドセイコーとの差は開くばかり。
2012年に買収したラジュールペレ製キャリバーがザ・シチズンに搭載されることもなく、もうザ・シチズンはエコドライブ一本でいくのかと思っていました。
しかし、ここにきて突然の新型キャリバーの発表からの新モデル発表。
ネットでもかなり好意的な目でもって迎え入れられているようです。

【スペック】

横幅40.0mm×厚み10.9mm

cal.0200(平均日差秒+5〜-3秒)

パワーリザーブ60時間

価格:605,000円(税込)黒・青

   825,000円(税込)白 限定55本


【ムーブメントについて】
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このムーブメントは、パワーリザーブこそ敵いませんが、ライバルであるグランドセイコーの9Sメカニカルと同等精度を誇り、クロノメーター規格を超えるものでもあります。
かつてのcal.0910が+10秒〜-5秒であり、グランドセイコーの後塵を拝していただけに、シチズンも社運をかけて肩を並べるべく開発したのだということが感じ取れます。
実際、高精度のものであればシチズン社単体でも開発できたのでしょうが、今回はラジュールペレ社のノウハウも活かしているため、高級機械式時計に相応しい仕上がりとなっているのも注目ポイントです。
やはり、機械式時計の醍醐味はその機械の仕上げであって、どんなに高精度でも美しくなければ、市場の評価を得ることができません。買収から10年経ってようやく適切な協業関係が築けたということではないでしょうか。

【デザインについて】
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「CITIZEN」と「イーグルマーク」だけのシンプルな構成なので、スモセコにしたのでしょう。

評価すべきポイントは日付表示が無いことです。


時計好きにとっては、日付表示が無いからといって必ずしも使いづらいということはありません。
今回のモデルは、シチズンが時計好きのために「覚悟」をもって発表したモデルだと思います。なぜなら、万人受けを狙うなら日付表示がマストだからです。万人受けを狙ったキングセイコー復刻やアルピニスト復刻は日付表示を追加しました。しかし、必ずしも好評ではないようです。
日付表示がなくともオイパペのように市民権を得ているモデルもあります。なので、日付表示がないのはちょっと…とは言わないであげてください。
ちなみにオイパペ36mmは税込58万円です。当モデルは百貨店などで百貨店発行のクレカやポイントカードを用いれば、数%ポイントバックがあるでしょうからほぼ同価格といえるのではないでしょうか。

【まとめ】

これまで、ザ・シチズンのことを3針ばかりで代わり映えのないデザインが続いていると言ってきました。
今回も、スモセコではあるものの3針です。
しかし、新キャリバー搭載、イーグルマーク表記といったポイントも抑えています。新たなラインの始まりには、ちょうどいいスタートなのではないでしょうか。
これまでとは違う新たな風を感じます。
こうなるとクロノグラフやダイバーズ、手巻2針などラインナップの拡充を期待せずにはいられません。
白文字盤は僅か55本のスーパーレアモデルとなりそうですが、黒・青文字盤はレギュラーモデルです。焦らずゆっくり買えるのも大きいですね。


次回はシリーズ8について記事にしたいと思います。


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