現在、グランドセイコーにおけるGMTラインは、自動巻（ノーマル、ハイビート）、スプリングドライブ、クォーツの3種ムーブメント全てで展開があり、また、全てのコレクションにラインアップされているため予算や用途などに合わせて自由に選ぶことができます。

なかでもcal.9F86は、トルクの小さいクォーツムーブメントでありながら3針＋GMT針の4つを稼働させ、また、日付機能を搭載したうえで年差±10秒を誇る高性能機として、グランドセイコーGMTラインのエントリーモデルとしての役割を十分果たしています。
これまで、Ref.SBGNで始まるタイムピースは001から017まで限定モデルを含め9種類発売されています。
【2022.8.12　2021年11月にSBGN025が発売されたため追記】
025を含めると10種類発売。

ちょっとおさらい。（価格は全て税込）
スポーツコレクション

タイトルなし

001…9F25周年記念800本限定モデル
　　（特別精度±5秒）407,000円
003…レギュラーモデル文字盤黒 363,000円
005…レギュラーモデル文字盤紺  363,000円
015…そごう千葉店55本限定モデル 396,000円
017…伊勢丹新宿店56本限定モデル 396,000円
025…伊勢丹新宿店2021年56本限定モデル396,000円

ヘリテージコレクション
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007…9F25周年記念1200本限定モデル

　　（特別精度±5秒）363,000円

009…クォーツウォッチ50周年記念

　　　2019本限定モデル 343,000円

011…レギュラーモデル 341,000円

013…レギュラーモデル341,000円

さて、これから発売される予定のモデルはスポーツコレクションに追加となるものです。

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SBGN019、021、023の3モデルで、023はセイコー140周年の記念モデルです。
発売時期は2021年6月のようですね。
赤、青、黃の信号機カラーでのラインアップで、001のように文字盤の下半分がカラー化されています。
特筆すべきはリューズの位置で、昨年発売された耐磁モデルのように4時位置にきています。それに伴い、日付位置も変更されてます。
　過去記事
003、005と比べると、（おそらく）アルミベゼル化、リューズ・日付位置変更によりスポーティーさが増しています。
サイズは同一と予想しますがアルミベゼルにより+1mmの40mmとなる可能性もあります。
価格は30万円代をキープしてくるでしょうが、ズバリ368,500円と予想。限定モデルは特別精度となれば429,000円ほどでしょうか。今回もマスターショップ等限定発売となると思います。
また、ヘリテージコレクションも同時に発売される可能性もあります。

001は私の予想に反して、現在プレミア価格で取引されています。
この例でいくと、023もプレミア化する可能性大です。気になる方はなるべく早めに動かれた方がいいと思います。予約即完売ではなく、001のときのように店頭で手に取って確認することはできるでしょうが、早晩、消えてなくなるでしょう。

やはり、今年はGMTの当たり年ですね。



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