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ご存知の方も多いと思いますが、モーリス・ラクロアから、新モデル「アイコン・ベンチュラGMT」が発表されました。
アイコンの派生モデルである「ベンチュラ(ダイバーズ)」の流れを汲むGMTラインです。
もっと早く記事にしたかったのですが、セイコーの新作発表ラッシュに押されてこんな時期になってしまいました。

【スペック】

 直径43mm×厚さ12mm

 30ATM防水

 cal.ML165

 パワーリザーブ42時間

 ラバーストラップ附属

 価格:313,500円(税込)


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ベンチュラGMTというだけあって、もとのベンチュラのデザインをうまく活かしてGMT化しています。
どちらも43mm、30ATMというスペックは変わらずですが、価格はGMTの方が5万円ほどアップしています。


このモデル、既視感がありました。
なぜなのかなぁ〜と思っていたら、昨年発売された「ベンチュラブロンズモデル」と「ベンチュラ青×金モデル」と同時期の2020年4月に発表されていたのを見たからでした。
あれから1年の時を経て発表・発売されたのは、やはり新型コロナウィルスの影響でしょうか。


ちなみに当モデルは、公式HPでは黒文字盤と白文字盤の両方がトップ画像に表示されていて、モデル解説も
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となっており、なんだか一気に2色展開されるような感じですが、公式HPでのモデルは黒文字盤のみ。各時計メディアによる紹介記事も黒文字盤のみとなっており、どうも日本では黒文字盤のみの展開となるようです。
白文字盤の追加も期待したいところですね。
ちなみに、海外では、
 ・黒文字盤:SSブレス&ラバー(2650CHF≒310,000円)
 ・黒文字盤:SSブレス(2490CHF≒292,000円)
 ・黒文字盤:ラバー(2350CHF≒275,000円)
 ・白文字盤:SSブレス&ラバー(2650CHF≒310,000円)
 ・白文字盤:SSブレス(2490CHF≒292,000円)
 ・白文字盤:ラバー(2350CHF≒275,000円)
の展開となっています。しかし、これはアイコン特別シリーズ全体の傾向として、日本はSSブレス&ラバー展開のみとされていることから、今回が特別なわけではありません。
そして、国内外の価格差は全くないといってよいでしょう。
輸入元としてはモデル展開の利便性を考えるとコミコミがいいのでしょうが、買う側としては安い方が嬉しいし、アイコンやベンチュラを持ってる人はブレスレットの流用もできるので、ラバーのみグレードの展開をしてくれた方が有り難いかもしれませんね。

黒文字盤×赤GMT針

白文字盤×オレンジGMT針

は、王道の組み合わせです。


この組み合わせで今年の2月に発売となったモデルにSinnの105.ST.SA.UTC.(W)というモデルがあります。
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【スペック】

直径41mm×厚さ11.4mm

20ATM防水

cal.SW330-1

価格:SSブレス352,000円(税込)

   レザーストラップ319,000円(税込)


誰も注目していなさそうなのでここで紹介します。
このモデルの第二時間帯表示は24時間刻みの両方向回転ベゼルを使って設定でき、この方法であればリューズを使ってオレンジ色のUTC針をセットする必要がなく、数秒で完了します。もちろん、リューズを使って従来の方法でUTC針をセットし、回転ベゼルを初期位置のままにしておくことも可能です。
と公式HPで解説されていますが、恥ずかしながらGMTを所有したことがない私はなんのことやら(便利なのかどうなのかも含めて)チンプンカンプンです(笑)

今年はこれまでになく、GMTの紹介記事が続いています。
どうやら、今年はGMTに注目すべき年となりそうです。

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