モーリスラクロアが事業会社としてこれからも存立するために、アイコン一本足打法そろそろ限界では、と唱え続けて幾星霜。
ガンダムに対しての、マグネットコーティング版というか、ZZに対してのFAZZというか、AIKON-ICもクロノグラフやらグランドデイトなど色々とバリエーションを増やしています。
今回取り上げるのは「ポントス」ですが、アイコン爆売れの影に隠れ、本国ではブロンズモデルが発売されていたのに、本邦では(ここ1~2年くらい?)でようやく導入されたり、そもそも店頭にも並んでいなかったりと不遇なモデル(と思っている)。
ダイバー復活も、ちょっと斜め上のダイバーズモデルだったゆえ、刺さる人には刺さるという。。。
約3年前には26万円程度だったポントスSダイバー(ラバーベルト)も、いまや33万円。
いやはや7万円≒25%にものぼる価格上昇とはね・・・
そう考えると今回のポントスダイバー、いや、正式にはポントスソーラーをどう評価するか。
上図のとおり、今回は3針7モデル、クロノグラフ5モデルの展開。
それぞれにラバーベルト/SSブレス仕様があり、中央のオレンジと黄緑のラバーベルト仕様はケースをDLC加工してあるちょっと贅沢仕様。
ラバーベルトとSSブレスの価格差は3針、クロノグラフとも22,000円(税込)
DLC仕様との差は6万円。
この価格差ならSSブレス仕様を買って、別にラバーベルトを買うのがいいかも。イージーチェンジャブル機能あるしね。
3針は42㎜×13㎜で普通のサイズ感。
200m防水を備え、ソーラームーブメント(最大8か月)
ベゼルはアルミニウムインサート。
うーん、23万円~か~。
このモデルが、というよりも同じようなクオーツモデルで他を見ると、ライバルがそれなりに強い。
ざっと思いつくだけでも、価格やスペック上のライバルの安さが目立つ。
もちろん、細かな仕上げなど、数字では表せない差はあるけれど、様々なブランドの時計を一列に横に並べて比較することは中々できないのだから、「クオーツモデルでダイバーズ」という大枠で比べられてしまう、と思うのだ。
国産勢は入手の容易さ、価格の安さで一歩(二歩?)先を行く。ただ、CASED IN CHINAだったり、価格低減のための理由はある。しかぁし!ソーラームーブメントは10か月~1年と上をいく。
ロンジンに至っては、SSブレス仕様でいながらラバーベルト仕様のポントスより安いときた。
HPでは確認できなかったが、自動巻はセラミックベゼルのところをアルミベゼルにしてコストを抑えているようだ。しかし、自動巻モデルと共通部品(外装)を多数使うことで、コストを下げているためか、この価格を実現。
ラバーベルト仕様が出たら20万円切りなのでは!?
円安である以上、価格面では致しかない部分も多いと思う。
だが、ラバーベルト仕様は本国990CHFであり、単純にレートを当てはめると約193,000円。
もちろん輸入コスト諸々が乗るので、231,000円という価格は妥当なのかもしれない。
だけど、ライバルの動向を考えるとやっぱり税込20万円切りは実現してほしかったラインであるとも思う。できないのならせめてセラミックベゼルにしてほしい。
デザインは決して悪くない。
ハイドロコンクエストは、インスタグラムではよくサブマリーナと比べられている。
しかし、ポントスはそんなことにはならないハズ。
AIKONICのときはムーブメントを推せと書いた。
ポントスはムーブメントの推しはツライ。だから、ライフスタイルをしっかり提案できるかどうかがカギになる。
この時計を着けて、何をする?どこへ行く?どう生活が変わる?よく言われることだが、モノ売りではなくコト売りをしないと、ライバルより高い値段の「クオーツダイバーズ」は手に取ることさえしてくれない。


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