セイコープロスペックスシリーズのうちアルピニストがマイナーチェンジして、ついに文字盤に「Alpinist」のペットネームが入り、裏蓋には山脈イラストが入り、これにてアルピニスト完全復活と言える状態となりました。
思えば、1995年に発売された初代SCVF009には「Alpinist」が入っていたのに、次モデルである「SARB017」ではそれが無くなり(裏蓋には残る)、上図SBDC091にでは逆にプロスペックスマークが入りました。
こうして並べてみると、最新版であるSBDC211はこれまでの集大成という感じがしますね。
文字盤に並ぶ文字の多さが最初気になりましたが、初代にいたっては「SEIKO」「AUTOMATIC」「Alpinist」「Water 20bar Resist」「Diashock」「25jewels」と6つもあったわけで、、、
少しアルピニストシリーズを振り返って見ると、6R35を載せた先代モデルは方位計モデルに限らず色々なモデルが発売されました。
また、現在もアルピニストGMTモデルはラインアップにありますが、バリエーションの備忘録としておいておきます。
さて、なぜこのタイミングでの「Alpinist」復活なのか?を考えると、やはりブランド戦略の転換が一つとして考えられるでしょう。
過去のプロスペックスシリーズは用途に合わせて、陸・海・空とそれぞれモデル群を分け、その中にある各種モデルに副次的にペットネームが割り当てられていました。
(割り当てるといっても過去のアーカイブですが)
つまり、「プロスペックス」というブランドを育てる、という戦略であり、そこで一人ひとりの個性を主張させる戦略は取らなかったわけです。
アルピニストも「Alpinist」ではなく、SEIKO国プロスペックス県ランドシリーズ市のAlpinistだったわけですね。
一方、現在はHP構成を見ても分かるように、機能で区別するのは当然のこととして、時計の個性合わせるようなブランド展開がされています。
ここに至りては、より個性を演出するためにはロゴやペットネームの文字盤が復活が必要、という判断になったのではないかと推察しています。
ただ、この戦略は「こんなの○○じゃない!」という古参や市場の反発を招く恐れもあり、諸刃の剣と言え、言い換えれば失敗できない選択ともいえます。
いかに過去の遺産を引き継ぎながら、新たな(次世代)モデルを提案するか、というのは難しいことではないかと思います。
事実、1968ダイバーGMTは先代(6R35)の成功を受けキープコンセプトとしたものの、GMTという追加機構やセラミックベゼル搭載で成功を収めています。
「こんなの○○じゃない!」は本当に恐ろしいです。
だって、SBEN001を思い出してください。
「Alpinist」と入っていないだけで、どれだけの人が購入しなかったか。
(日付窓も余計だったなぁ・・・遠い目)
思えば、1995年に発売された初代SCVF009には「Alpinist」が入っていたのに、次モデルである「SARB017」ではそれが無くなり(裏蓋には残る)、上図SBDC091にでは逆にプロスペックスマークが入りました。
こうして並べてみると、最新版であるSBDC211はこれまでの集大成という感じがしますね。
文字盤に並ぶ文字の多さが最初気になりましたが、初代にいたっては「SEIKO」「AUTOMATIC」「Alpinist」「Water 20bar Resist」「Diashock」「25jewels」と6つもあったわけで、、、
少しアルピニストシリーズを振り返って見ると、6R35を載せた先代モデルは方位計モデルに限らず色々なモデルが発売されました。
また、現在もアルピニストGMTモデルはラインアップにありますが、バリエーションの備忘録としておいておきます。
さて、なぜこのタイミングでの「Alpinist」復活なのか?を考えると、やはりブランド戦略の転換が一つとして考えられるでしょう。
過去のプロスペックスシリーズは用途に合わせて、陸・海・空とそれぞれモデル群を分け、その中にある各種モデルに副次的にペットネームが割り当てられていました。
(割り当てるといっても過去のアーカイブですが)
つまり、「プロスペックス」というブランドを育てる、という戦略であり、そこで一人ひとりの個性を主張させる戦略は取らなかったわけです。
アルピニストも「Alpinist」ではなく、SEIKO国プロスペックス県ランドシリーズ市のAlpinistだったわけですね。
一方、現在はHP構成を見ても分かるように、機能で区別するのは当然のこととして、時計の個性合わせるようなブランド展開がされています。
(画像出典:セイコーHP)
(※ダイバーズは、デザインだけで区別しきれないので、機能・価格別の区分け(マリンマスタープロフェッショナル/マリンマスター/ダイバースキューバ)もあります)ここに至りては、より個性を演出するためにはロゴやペットネームの文字盤が復活が必要、という判断になったのではないかと推察しています。
ただ、この戦略は「こんなの○○じゃない!」という古参や市場の反発を招く恐れもあり、諸刃の剣と言え、言い換えれば失敗できない選択ともいえます。
いかに過去の遺産を引き継ぎながら、新たな(次世代)モデルを提案するか、というのは難しいことではないかと思います。
事実、1968ダイバーGMTは先代(6R35)の成功を受けキープコンセプトとしたものの、GMTという追加機構やセラミックベゼル搭載で成功を収めています。
「こんなの○○じゃない!」は本当に恐ろしいです。
だって、SBEN001を思い出してください。
「Alpinist」と入っていないだけで、どれだけの人が購入しなかったか。
(日付窓も余計だったなぁ・・・遠い目)
(画像出典:セイコーHP)
だれかSBEN001の骨を拾ってやってください。



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