日本の高級時計ブランドの雄、グランドセイコーのスポーツモデル、なかでもダイバーズを見るとなんともお寒い状況です。
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(画像出典:グランドセイコーHP
わずか3本。しかも「スポーツコレクション」に至っては1本のみという状況です。
SLGA023が2023年10月発売(当時は1,518,000円)ですので、もう2年近くダイバーズの新作が出ていない状況です。

各モデルのスペックを見てみると、
 SBGH289・・・SSケース&ブレス、cal.9S85、横 43.8mm 厚さ 14.7mm
 SLGA015,023・・・ブライトチタンケース&ブレス、cal.9RA5 横 43.8mm 厚さ 13.8mm
ということで、『SSケースで自動巻』、『ブライトチタンでスプリングドライブ』という2種構成となっています。

高級ダイバーズ、といえばロレックスサブマリーナですが、こちらはノンデイト、デイトの2種類あることはご存じのとおり。
ノンデイトはオイスタースチールのみ(140万)ですが、デイトはオイスタースチール(157万、164万(グリーンベゼル))、イエローロレゾール(258万)、YG(656万)、WG(706万)となっています。
さらにヨットマスター、シードゥエラー、ディープシーなども控えています。

また、忘れてならないのがオメガシーマスター(ダイバー300M)
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(画像出典:オメガHP
なんと、公式HPでは全60種類あり、すべてをこちらに載せることができません。
(ストラップバリエーションで少し嵩増ししてる感はありますが…)
代表的なSSケース&ブレスに絞ると、946,000円で42㎜×13.56 mmというサイズ感になっています。
ロレックスの買える/買えないは置いておいて、単純に外装の比較だけをすると、たしかにオメガシーマスターにはチタンモデルはジェームズボンドだし(159万)、ヨットマスターのチタンモデルは220万円もするので、GSを選ぶ価値はありそうです。
しかし、168万も払うならロレックスのオイスタースチールモデル、ヨットマスターロレジウム37㎜が手に入ります。

一方、貴金属化(より高級化)を目指すことを考えると、最近発表された44GS貴金属スプリングドライブモデルの価格が参考になりますが、、、
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(画像出典:グランドセイコーHP
WG、YG、PGいずれもロレックスを凌駕する値付けになっています。
つまり、この素材を用いたダイバーズモデルを発売したとて、44GSの上図モデル以下に値付けすることはありえず、むしろ防水性など理由に金額が上がること必至。
(そもそもGSは、こういったプロフェッショナルモデルに貴金属を使うことがないですね。)


グランドセイコーダイバーズでの勝ち筋が見えないんですが、勝とうと(戦おうと)していないのかな?
GMTモデルは積極的に展開していますが、やっぱりスポーツウォッチの王道はダイバーズですよねぇ。