以前、オリエントスターのモデル再構築に関し、「星」や「銀河」と組み合わせないのか⁉という記事を書きました。


M34 F8デイトシリーズは、再構築後に発売されたモデルですので、世界観も合っています。
今回新たに発表された「F8 Date Limited Edition」は、
　“「金属ナノ粒子積層技術」を駆使したブラック文字板”によって、空に降り注ぐペルセウス座の流星群をイメージしており、まさに「これこれぇ！」という感じです。
是非公式HPでご確認を。

クロコバンド（0007B）は限定80本。コードバン（0008B）は公式オンラインショップ限定で20本限定です。
サイズは40㎜×12.9㎜。
レギュラーモデルが税込36万円ほどですから、文字盤の仕様違いで約4万円（税込）高くなっています。
期待外れになるか、値段以上の価値を感じるか人それぞれですが、是非とも足を伸ばしてほしいと思います。

さて、オリエントスターに対しては、毎回パワーリザーブ計にいちゃもんを付ける当ブログなので今回もいちゃもんを付けようと思いましたが、「いや、待てよ」と思いました。
もしかしたら、放射状の流星群模様がしつこく感じてしまうのではないか、だったらこのままの方がこのモデルはいいのでは？と思いました。
少し“隙”がある感じとでも言いましょうか。

一方、この限定モデルと合わせレギュラーモデルにはグリーン文字盤が追加されました。
こちらのモデルはやはり、パワーリザーブが邪魔ですね・・・

グランドセイコーではパワーリザーブ計を裏にもっていったモデルが多く出ています。
これは、他の自動巻モデルとのデザインコードの統一もあるでしょうが、やはり文字盤の装飾や色合いを見せたく、また、シンプルさを狙ってのことでしょう。
そろそろオリエントスターも、パワーリザーブ計を裏にもっていってはどうでしょう？

ダイバーズモデルのように、デザインコードの縛りが自らを苦しめることになっていませんか。