ポータークラシック コラボレーション限定モデルが11月に発売されます。
「SART」で始まるシリーズは、新開発のcal.6R5Hを搭載しており、ノンデイト、中三針+24時間計という超変則ムーブメント。
未だに24時間計の意義が分からないんですが、、、
SARTシリーズの原点は、言わずもがな001なわけですが、彼はセイコーロゴを用いた時計の復刻としての役割を背負ってこの世に生まれ出てきました。そう、100周年モデルとしてね。
そして、ローレル風モデルとして生を受けたSARW065。110周年記念モデルとしてね。
100でも110でもどっちでもええわい!
で、現在のSARTシリーズを見るとこんな感じです。
ポーターモデルはSART001の白黒反転であり、フォントもそのまま。さすが
001と005の大きな違いがベルト形状ですが、ベルト形状が違うだけでこうも違って見えるもんかと、少し驚いています。
001は当たり前ですがヴィンテージ感があり、005の方は女性用のベルトのような馬具のような印象を受けます。ちょっとエルメスっぽい?
素材がコードバンなのも影響しているかもしれません。
しかし、替えのコードバンストラップが付くとはいえ、001より6万円近く上がっており、事実上の値上げですね。
001は限定加味して25万。003はオールSS&琺瑯ダイヤルより高い有田焼ダイヤル採用、しかし既存モデルからの流用パーツもあり同価格を維持。
そう考えると、次の限定モデルは28万円くらいになりそうですね。
一方、件の003を購入しようと思うと、当然既存の通常販売モデルも気になる。
なんと、有田焼ダイヤルを選ぼうとするとSART003しかなく、琺瑯ダイヤルを選ぼうとするとSARX105しかない。漆ダイヤルは新型のGMTモデルもラインアップされているという・・・
なかなかやりますな、セイコー殿。
ただね、どれもちょっと厚くてちょっと大きいのよ。
海外志向の強めなスバル(富士重工)と同じでさ。
この大きさならチタンで軽くしてほしいし、SSならもう少し小さく・薄くしてエレガントさがほしい。
だけど、この値段で琺瑯、有田焼(ポーセリンダイヤルってことぞ!)、漆、そして今回は紹介していない七宝まであるんだもの。
それはそれですごいし、有難いと思わなくては・・・
だけど、そろそろ自社向けムーブメントでスモセコは欲しいよねぇ。
日本製のスモセコ外販ムーブメントはミヨタのCal.82s5一択ゆえ(しかもリューズが4時位置)、3時位置のモデル開発して外販にも回せば時計業界盛り上がること必須なんですけど、、、ニッチすぎますよね。分かってます(笑)
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