最近は落ち着いてきたラグスポブームなれど、フレデリックコンスタントを語る上で欠かすことができないのは、やはりハイライフ。
しかし、マニュファクチュールコレクションは自社製キャリバーを搭載して55万円~だし、昨今のGSの値上げを考えると、かつてのGSくらいの価格でSWISS MADEが購入できるのは嬉しいトコロ。
また、希少な角形ケースをラインアップするクラシックコレクションも、ついにオープンハートを廃したシンプルモデルが登場、さらに税込10万円台は国産モデルよりもお安い。
ちなみに搭載されているcal.FC-303は、SW200ベースのムーブメントで38時間パワーリザーブです。日差はだいたい±12秒から±30秒と言われており、セイコーのcal.6R55と大差ないですね。(パワーリザーブは6R55の方が72時間と倍以上あり、その上精度が互角なので、評価としてはセイコーの方が勝っていますかね)
しかし、フレデリックコンスタントの本領は海外モデルにこそアリ。
トップ画像のルナボートオートマティックなんて、バチバチに格好でしょう。
ムーブメントこそ、前記のcal.FC-303であり、汎用ムーブメントが乗っていますが、「42㎜×11.5㎜」と「36㎜×9.85㎜」の2サイズ展開。
価格は1695ユーロ・1595ユーロ(288,150円、271,150円)となります。
ただし1888本限定です。→本国HP
ムーブメント対比で考えるとクラシックカレオートマティックの方が10万円以上も安いので逆に惹かれますね。
ギフトボックスが付きで、船の模型が一緒に付いてくる分、限定価格にさらに上乗せされているかんじですね(笑) さすがにこれはイラネ~
左が42㎜、右が36㎜です。
欧州人向けと考えるとかなり明確に男女が分かれているように思います。
日本に導入するなら42㎜のドレスウォッチはやや大きく感じますし、40㎜あたりがベスト。
また、36㎜ではたとえ日本人男性でも華奢に感じるでしょう。
SSブレス仕様であればいいかもしれませんが。
このモデル、最初に見たときはカラトラバ6007シリーズを思い出しました。
いや、素材から何から全然違うのは分かってるんですけどね。
少しは夢見たっていいじゃない。(ささやか)
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