日本国内におけるシリーズ8の展開は、
 ・890メカニカル(ダイバーズ):3モデル
 ・880メカニカル(GMT):2モデル
 ・870メカニカル(3針):3モデル+1(ラバーベルト)
 ・830メカニカル(3針):2モデル
 ・831メカニカル(3針):3モデル
となっています。
もちろん、過去には限定モデルも発売されていますので、発売数としてはこれ以上ですが、現状としてはこんな感じです。
まとめるとこんな感じ。
タイトルなし
過去にまとめたのが2023年5月でしたから約1年ぶりです。
過去記事


四角い黒枠で囲ったのが現在公式HPで確認できるラインアップですが、気付けば831メカニカルの金ケースがレギュラー落ちしていました。

880と890の新モデルはパッと光るものがありますが、初期モデルは(当たり前ですが)フレッシュさが無いですね。ここらでちょっとテコ入れが必要なのではないでしょうか。

一方、海の向こう(シチズングローバルサイト)を見ると、シリーズ8の初期モデルは、880および890のデザインコードを取り入れた文字盤を採用したモデルがすでに発表されています。
タイトルなし
870と831のみですが、880から採用されたブロックパターン(東京の夜景をデザインソースとしている。)を採用し、次のフェーズに入ったことを示唆しています。
もちろん、従来のサンレイ文字盤も並行してラインアップに並んでいますが、グリーンやコンビモデルが新たに加わっており、新鮮な感じがします。

未だ、日本での動きはありませんが、遅かれ早かれ日本にも導入するでしょう。
もしかしたら値上げのタイミングで導入されるかもしれません。シリーズ8はこれまで1度も値上げをしていませんから。
そろそろ危ないんじゃないかと思います。

ですが、今回も830は放置プレイでした。
私が販売本数を知る由もありませんが、売れているから変えてないのか、売れないから変えられないのか。
831よりもいいムーブメントを積んで、特徴的な文字盤としたのだから、もっとエレガンスよりにすればいいのにと思いますね。
クロコバンドとか、MOPバリエーション増加、人造ダイヤ・サファイヤ文字盤とかね。

そして、何度も言っていますが、ベルトのバリエーション増加が遅すぎます。
特殊ブレスで既製品が合うものが無いのだからメーカーに頼るしかありません。
今の時代、どんな使い方をするのかはメーカーよりもユーザー側に委ねられるべきであり、このモデルはSSブレスのみ!というのは流行らないと思います。

その点、同価格帯のキングセイコーや上位のグランドセイコーはキッチリと替えベルトまで用意しているのは、さすがと言えます。

シリーズ8の今後の国内展開はどうなるのでしょうか。
もう少し、商売人寄りでもいいと思うんですけどね。