2022年1月にキングセイコーが復活してから早3年。
ノンデイトや6Lモデル、3DAYSモデルなど、色々と発売されてきました。
過去記事
過去記事にもあるとおり、復活第一弾は2代目キングセイコーをモチーフとし、力強いラグとその後の夜光モデル追加によって、ややスポーティーな印象がありました。
今回、復活第二弾としてデザインモチーフとされたのが、公式HPにもあるとおり、1969年発売のモデルです。時計好きの方なら「45KCM」と言った方が馴染み深いでしょうか。
45KSに属するモデルですが、一口に45KSと言ってもムーブメントや仕様の違いにより、ケース形状が様々であるのでセイコー社としてはもう少しわかりやすくするために「KS1969」としたのでしょう。
デザインモチーフは「45KSスーペリア」。cal.4502Aを積んだ高級機をモチーフにしており、その特徴は何と言ってもCライン状のケース形状でしょう。
奇しくも、先日復刻されたロコモティブをデザインしたジェラルド・ジェンダ氏が得意としたデザインのモデルに似ています。
かく言う私も祖父の形見のオメガコンステレーションを所有していますので、Cラインには多少思い入れがあります。
ただ、45KCMはムーブメントの偉大さをこれでもかと文字盤で主張していましたが、本作ではいつもどおりとなっており、そこが寂しいところです。
今後スペシャルモデルが出るのなら、主張してくれると雰囲気があるんじゃないでしょうか。
今回発売されたのは王道の白文字盤に加え、パープル、グリーンのレギュラーモデル、それに加えてセイコーブランド100周年記念モデルのライトブルーグリーンの4種展開です。
白、緑はともかく紫とは・・・
(このモデルは1969発売ですが)国産ヴィンテージの愉しみの一つがカラーダイヤルの豊富さです。
それを意識しているのかどうか分かりませんが、オツなことをしてくれます。
(セイコーの記事を参照してください→記事)
また、100周年モデルの文字盤も流行りを押さえています。
狙いすぎィ!と思うかもしれませんが、周年モデルだからいいんじゃないでしょうか。
是非、今後は黄色文字盤をお願いします。
さて、値段に触れると、今回は39.6万円というプライス。
同一ムーブメントを搭載するSDKA005(007)が41.8万円ですので、それよりは安く抑えられています。
そもそも、KSK復刻たるSDKA001がクロコバンドで2020年(今から4年も前!)に38.5万円で発売されたことを考えると、時代に価格が追いついたこと、昨今の価格改定の波を鑑みると、まあ妥当かなと思います。
むしろ、なぜ先行して発売しているSDKA005(007)に合わせて41.8万円にしなかったのかと思うぐらい。
もしかしたら、心理的な要素(税込40万円以内)だったり、予想以上にSDKS005(007)の売れ行きが悪かったからなのかもしれませんね。
新生キングセイコー第2章の始まりと言ってもいいでしょう。
そして、ラインアップを見る限り、ますますプアマンズGSの様相を呈してきました。
コロナ前はこのぐらいの価格でGS機械式の入門モデルが購入できましたが、現在、その役割は完全にキングセイコーが担っています。
かつては、諏訪か第二かなどとライバル関係にありましたが、令和の世の中ではGSの受け皿としての役割になってしまいました。
すこし寂しい気もしますが、これも時代の流れですかね。
(少し気は早いですが)これからキングセイコーが自らのアイデンティティを確立させるならば、過去モデルの復刻(デザインモチーフ)からは脱却しなければなりません。
そうしないと、私のような懐古厨が昔はグランドセイコーと肩を並べる・・などと言い出しかねませんから。
俺は俺の道で行く!と決めたなら、令和のキングセイコーらしさをどこかで見せてほしいものです。
セイコーは令和のキングセイコーらしさをどんな形で見せてくれるのでしょうか。。。
ノンデイトや6Lモデル、3DAYSモデルなど、色々と発売されてきました。
過去記事
過去記事にもあるとおり、復活第一弾は2代目キングセイコーをモチーフとし、力強いラグとその後の夜光モデル追加によって、ややスポーティーな印象がありました。
今回、復活第二弾としてデザインモチーフとされたのが、公式HPにもあるとおり、1969年発売のモデルです。時計好きの方なら「45KCM」と言った方が馴染み深いでしょうか。
45KSに属するモデルですが、一口に45KSと言ってもムーブメントや仕様の違いにより、ケース形状が様々であるのでセイコー社としてはもう少しわかりやすくするために「KS1969」としたのでしょう。
デザインモチーフは「45KSスーペリア」。cal.4502Aを積んだ高級機をモチーフにしており、その特徴は何と言ってもCライン状のケース形状でしょう。
奇しくも、先日復刻されたロコモティブをデザインしたジェラルド・ジェンダ氏が得意としたデザインのモデルに似ています。
かく言う私も祖父の形見のオメガコンステレーションを所有していますので、Cラインには多少思い入れがあります。
ただ、45KCMはムーブメントの偉大さをこれでもかと文字盤で主張していましたが、本作ではいつもどおりとなっており、そこが寂しいところです。
今後スペシャルモデルが出るのなら、主張してくれると雰囲気があるんじゃないでしょうか。
今回発売されたのは王道の白文字盤に加え、パープル、グリーンのレギュラーモデル、それに加えてセイコーブランド100周年記念モデルのライトブルーグリーンの4種展開です。
白、緑はともかく紫とは・・・
(このモデルは1969発売ですが)国産ヴィンテージの愉しみの一つがカラーダイヤルの豊富さです。
それを意識しているのかどうか分かりませんが、オツなことをしてくれます。
(セイコーの記事を参照してください→記事)
また、100周年モデルの文字盤も流行りを押さえています。
狙いすぎィ!と思うかもしれませんが、周年モデルだからいいんじゃないでしょうか。
是非、今後は黄色文字盤をお願いします。
さて、値段に触れると、今回は39.6万円というプライス。
同一ムーブメントを搭載するSDKA005(007)が41.8万円ですので、それよりは安く抑えられています。
そもそも、KSK復刻たるSDKA001がクロコバンドで2020年(今から4年も前!)に38.5万円で発売されたことを考えると、時代に価格が追いついたこと、昨今の価格改定の波を鑑みると、まあ妥当かなと思います。
むしろ、なぜ先行して発売しているSDKA005(007)に合わせて41.8万円にしなかったのかと思うぐらい。
もしかしたら、心理的な要素(税込40万円以内)だったり、予想以上にSDKS005(007)の売れ行きが悪かったからなのかもしれませんね。
新生キングセイコー第2章の始まりと言ってもいいでしょう。
そして、ラインアップを見る限り、ますますプアマンズGSの様相を呈してきました。
コロナ前はこのぐらいの価格でGS機械式の入門モデルが購入できましたが、現在、その役割は完全にキングセイコーが担っています。
かつては、諏訪か第二かなどとライバル関係にありましたが、令和の世の中ではGSの受け皿としての役割になってしまいました。
すこし寂しい気もしますが、これも時代の流れですかね。
(少し気は早いですが)これからキングセイコーが自らのアイデンティティを確立させるならば、過去モデルの復刻(デザインモチーフ)からは脱却しなければなりません。
そうしないと、私のような懐古厨が昔はグランドセイコーと肩を並べる・・などと言い出しかねませんから。
俺は俺の道で行く!と決めたなら、令和のキングセイコーらしさをどこかで見せてほしいものです。
セイコーは令和のキングセイコーらしさをどんな形で見せてくれるのでしょうか。。。
コメント
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butsuyoku1624
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