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cal.6R55が出たとき、遅かれ早かれファーストダイバー現代デザインにも搭載され、新たな1ページが開かれることはだれも予想したことと思います。
新モデルは果たして皆さんの意表を突いたモデルとだったでしょうか。

先代のファーストダイバー現代デザイン(SBDC101)は、あまり評判が良かったとは言えない先々代(SBDC051)の反省を受けて、オリジナルモデルに寄せた結果大ヒットしたモデルです。
昨年6月に総集編としてまとめましたが、あれからも大谷翔平モデルが発売されるなど最後までセイコーに貢献したモデルでもありました。


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ここで先代モデルとスペックを比べてみましょう。
パワーリザーブの長時間化は既知として、全体的に小さくなっているにも関わらず、防水性能は上がっています。
また、公式画像からは読み取りにくいですが、HPによると「今回、新たに開発したブレスレットは、しなやかに動く短いピッチのこまとコンパクトなバックルで構成され、サイズダウンしたケースとの組み合わせにより、心地よい装着感を実現しました。」とあり、新規ブレスとなっていることが分かります。
(だったらコンパクトなバックルを見せてくれい!)

そしてココが評価が分かれるところですが、今作もアルミベゼルでした。
ダイバーズGMTでセラミックベゼルがインサートされたので期待したのですが。。。

本作から「現代デザイン」という名を捨てて、「1965ヘリテージ」を名乗っています。
たしかにヘリテージならアルミベゼルでも筋は通りますが、別に現代デザインのままでも良かったのでは?とも思います。

先代は143,000円スタートでした(その後値上げ)が、今作は176,000円から。
現在の価格差16,500円ですが、機械の性能、新規ブレス、防水性能アップであれば文句ないでしょう。

あとは皆さんが気になるのは「Xマーク」ぐらいでしょうか。
私は今作は是非ともノンデイトを出して欲しいと思っていますが。

今回は発売された3本のカラーを見ると、どれもカタイと言えます。
均等に人気が配分される感じがします。
また、先代の展開を鑑みると、白文字盤、ブラックシリーズ、氷河モデルあたりも当然にラインアップされるでしょう。

こうなるとますますマリンマスターの影が薄くなりますね。
先日試着しましたが、文字盤の横線がどうにも受け付けませんでしたね。。。
コンパクトで着け心地は良かったんですが。