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グランドセイコーの銀座限定モデルは今に始まったことではなく、もう何年も続いてきたものです。
その時々でモチーフは変わりますし、イヤーモデルっぽかったですが、SBGH297(銀座グリッドパターンモデル)から潮目が変わってきたように感じます。
グリッドパターンモデルの記事はこちら

 いやいや、源流をたどればセイコー創業 140周年記念で発売された石畳ダイヤルモデル群あたりからでしょうか。(セイコーHP
そんなグリッドパターンも3作目となりました。
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回を重ねるごとに限定本数を増やすとともに、定価の上昇に伴い77,000円も価格上昇しています。
一方、市場は冷静でプレミア価格なのはSBGH297のみで約2倍。
SBGH315は最近の発売なのでやや高いぐらいですが、すぐに定価割れするでしょう。
また、SBGH317は早くも定価割れとなっています。

847,000円という値段の妥当性はともかく、銀座モデルはもはや日本人向けではないことは明らかです。平日、休日を問わず銀座には外国人観光客が山ほど居ます。
観光客の増加、そして円安という要因が無ければ、ここまで限定本数を増やすことはしないでしょう。
ハッキリ言って、限定530本てめちゃ多いです。もはやレギュラーモデルじゃん、、、

1年で売り切る必要などありません。
「銀座の特定店でしか売ってない、日本でしか買えない」ということが大切なのです。

1ドル145円で77万円(税抜き)を割り返すと約5310$。
アメリカ市場での62GSの価格は6300$。つまり、日本限定モデルでありながら、自国でレギュラーモデルを買うよりも1000$近くも安く買えてしまうのです。(税込でさえ5800$であり、自国より安い)
なお、レギュラーモデルは4800$ぐらいになるので、1500$近く安く買えてしまうわけですが。

おそらく銀座モデルは2024年にもう1本出てイヤーモデルではなくなり、お土産モデルになるのではないでしょうか。ただし、スペシャル感を出すために限定数は500前後のままでしょう。

少し寂しい気もしますが、お金を落としてくれる人向けに商品を企画製造するのは事業会社としては当然のことです。

GSは本当にずいぶん遠いところへ行ってしまった気がします。
セイコー社もそれを分かっているからこそ、キングセイコーのラインアップを拡充したり、マリンマスター200を登場させたりしたのではないでしょうか。

私は、中古でいい出物があれば、シコシコ買っていくこととします。。。
こりゃあ、GS9クラブに入れる日は永遠にこないぞ(笑)