新年あけましておめでとうございます。
旧年中はお世話になりました。今年も弊ブログをよろしくお願いいたします。

年末にはセイコーからクラウンクロノグラフ60周年記念モデルが発表されました。
ん?クラウンクロノグラフモチーフに既視感があるぞ。
過去記事
 

言わずもがなプレザージュシリーズのStyle60’ですね。
過去記事にもありますが、Style~はセイコーのワンプッシュクロノグラフをモチーフに60年代にデザインアイデンティティを求めたモデルですが、今回は『当時の雰囲気を最大限表現し、改めてクラウン クロノグラフの意匠を継承したモデル』と公式HPでも謳っているとおり、現代デザイン以上復刻デザイン未満といったところでしょうか。
タイトルなし
文字盤の大きさ(ベゼルの太さ)に調整が掛かっていますが、かなりキレイにまとまっていると思います。
過去ブログでは、ガチるなら「ノンデイト」「ライスブレス」「ベゼルデザイン踏襲」の3点を挙げていましたが、約2年半の時を経て2つが達成されました。
タイトルなし
スペック的には“いつもの”4R35にハードレックスなのでどうということはありません。
横幅こそ39.5㎜とベストサイズですが。
デザインの特徴は先に述べたとおりですが、既存の3連ではなく5連ブレスを新規に立ち上げたところはイイですね。おそらく、オープンハートやGMTなどの派生モデルにも展開していくことでしょう。
オリジナルモデルに忠実なモデルはこのモデルだけになると思います。
本数が多く、搭載ムーブメントや素材がクラス1つ下なのですぐに売り切れることはないでしょうが、気になる方は試着してみてはどうでしょうか。
惜しむらくは、ノンデイト仕様ではないことですね。
思い切って日付パーツなどはそのままに窓をふさいでしまってもよかったと思いますが、デザイナーの方もなるべく目立たないようにという苦労が垣間見えます。

それかcal.6R31を載せて堂々とノンデイト仕様にするか・・・
私なら、Style~カテゴリーの最上位機種と位置付けて、6R31搭載、ボックス型サファイヤガラスにラバーストラップ仕様で税込15万円くらいで売り出しますかね。

Style~はモデルバリエーションの追加が同一デザインからの派生であり、ザクⅡ(F型)(J型)、高機動型ザクのような感じで、そこにドムもゲルググも加わりませんでした。
2024年はどのようなモデル展開としていくのでしょうか。

デザインアイデンティティを統一するならば、ブランドヒエラルキーの垣根を超えたスペックを持つモデルを投入してくれると夢が拡がるんですけどね。