過去の歴史は変えられない。
ローレルが国産初の腕時計であるということはこれからも変わらない。
未来は自分の手で変えられる。
セイコーにとって歴史的タイムピースであるローレルをどのように「取り扱う」のか。それによって消費者、ひいては時計マニアたちの評価が決まる。
個人的には「ローレル(初代)のライフはもうゼロよ!」と思う。
彼は復刻という名の重圧に耐えられなかったのだ・・・
今でこそ「ローレル(LAUREL)」というペットネームは無いが、かつてはクオーツ含め玉石混交、様々な“ローレル”が存在していました。
潮目が変わったのが2000年のヒストリカルコレクションによる復刻。(SCVM001)
その後、プレザージュから3針、クロノグラフがリデザインされて発売されました。
しかし、今の今まで純粋な復刻モデルは存在していません。
今年発売となった110周年記念モデルも、ストラップやケース径などはオリジナルに近いですが、文字盤には幾つものオマケがついていました。
(過去記事 ローレル復刻などにも触れています。よければクリックをば)
ちなみに、セイコー100周年の折には、ローレルのアラビア数字だけ切り取られてデジタル化されるという魔改造をされております。
(コロシテ…コロシテ…)
そんなわけで、毎年ある何かしらの周年モデルに加え、レギュラーモデルにまでその命を分け与えたローレル(初代)のライフはゼロよ!なのです。
個人的には、プレザージュのサブネームとして復活させてちゃんと場所を与えてあげればいいと思います。
限られた命(本数限定モデル)ではなく、レギュラーモデルとしてちゃんと育てて、本数限定モデルは上位キャリバーや特殊文字盤で対応すれば、ぜんぜんイケると思います。
だって、ローレルのフォントすごくエレガントですもの。
今回は発売される6モデル11ブランドすべて紹介することはいたしませんので、気になった方はぜひセイコーHPをご覧ください。
ちなみに私が一番気になったのが最廉価であるセイコーセレクションです。
ローレル(初代)デザインを最も気軽に楽しめて、ソーラー・サファイヤガラス・強化防水ついているので、なかなか魅力的です。
ただし、既存モデルの文字盤コンバート&革ベルト化で税込5,500円アップはいただけないですね。
その分、文字盤と革ベルトの質感がそれに見合うものであればよいのですが・・・
キングセイコーのようなかたちでローレルは復活しないでしょう。
なぜなら、これ以上新たなブランドは増やせないし、プレザージュとコンセプトが被るし、これまで育ててきたプレザージュへの裏切りだからです。
そのため、ローレルはプレザージュと共に歩んでいく必要がありますが、ローレルの未来を創るのは過去の栄光を蚕食していくのではなく、プレザージュとともに育てて、新たなるローレルを提案することではないかと思うのです。
ローレルが国産初の腕時計であるということはこれからも変わらない。
未来は自分の手で変えられる。
セイコーにとって歴史的タイムピースであるローレルをどのように「取り扱う」のか。それによって消費者、ひいては時計マニアたちの評価が決まる。
個人的には「ローレル(初代)のライフはもうゼロよ!」と思う。
彼は復刻という名の重圧に耐えられなかったのだ・・・
今でこそ「ローレル(LAUREL)」というペットネームは無いが、かつてはクオーツ含め玉石混交、様々な“ローレル”が存在していました。
潮目が変わったのが2000年のヒストリカルコレクションによる復刻。(SCVM001)
その後、プレザージュから3針、クロノグラフがリデザインされて発売されました。
しかし、今の今まで純粋な復刻モデルは存在していません。
今年発売となった110周年記念モデルも、ストラップやケース径などはオリジナルに近いですが、文字盤には幾つものオマケがついていました。
(過去記事 ローレル復刻などにも触れています。よければクリックをば)
ちなみに、セイコー100周年の折には、ローレルのアラビア数字だけ切り取られてデジタル化されるという魔改造をされております。
(コロシテ…コロシテ…)
そんなわけで、毎年ある何かしらの周年モデルに加え、レギュラーモデルにまでその命を分け与えたローレル(初代)のライフはゼロよ!なのです。
個人的には、プレザージュのサブネームとして復活させてちゃんと場所を与えてあげればいいと思います。
限られた命(本数限定モデル)ではなく、レギュラーモデルとしてちゃんと育てて、本数限定モデルは上位キャリバーや特殊文字盤で対応すれば、ぜんぜんイケると思います。
だって、ローレルのフォントすごくエレガントですもの。
今回は発売される6モデル11ブランドすべて紹介することはいたしませんので、気になった方はぜひセイコーHPをご覧ください。
ちなみに私が一番気になったのが最廉価であるセイコーセレクションです。
ローレル(初代)デザインを最も気軽に楽しめて、ソーラー・サファイヤガラス・強化防水ついているので、なかなか魅力的です。
ただし、既存モデルの文字盤コンバート&革ベルト化で税込5,500円アップはいただけないですね。
その分、文字盤と革ベルトの質感がそれに見合うものであればよいのですが・・・
キングセイコーのようなかたちでローレルは復活しないでしょう。
なぜなら、これ以上新たなブランドは増やせないし、プレザージュとコンセプトが被るし、これまで育ててきたプレザージュへの裏切りだからです。
そのため、ローレルはプレザージュと共に歩んでいく必要がありますが、ローレルの未来を創るのは過去の栄光を蚕食していくのではなく、プレザージュとともに育てて、新たなるローレルを提案することではないかと思うのです。
コメント