タイトルなし
色々な時計を見ていると、定期的に一周(あるいはニ周)回って「素」の時計に大きな魅力を感じることがある。
ダイバーズやクロノグラフ、その他付加機能の付いた時計は、所詮、3針(2針)の素時計からの派生であり、迷いに迷うと結局のところ基本に立ち返って「やっぱこれだね」になる。
ただし、これ1本で十分(世間的にはそうだろうが)ではなく、あくまでも「基本・ホーム・巣」であり、帰る(還る)ところがあるからこそ、羽を伸ばして遊べるのである。

デイトナ最高~とか、サブマリーナ最高~とか言ってても、エク1だったりDJあたりは持っておきたいと考えるのは、トケキチの帰巣本能と言えるのでしょう。

各ブランド、そんな「素時計」は当然取り揃えていますが、ただの3針あるいは2針すべてが素時計となるわけでもありません。

・余計な加飾がない
・流行りを追ったデザイン、色使いをしていない
・時計好きじゃない人に“ちょっといいもので、長く使える”というオーダーで勧められる値段
・勧めるからには性能には少しはこだわりたい

今回紹介するロンジン・コンクエストはそれにピッタリと言えます。
商品ページ
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【スペック】 
直径41㎜×厚さ10.9㎜×重さ133.8g
10気圧防水
サファイヤガラス(無反射コーティング)
cal.L888(パワーリザーブ72時間)

41㎜という大きさが気持ち大きく感じますが、それ以外のネガティブ要素はありません。
シンプルなバーインデックスに日付表示。
主張しすぎないデザインに、主張しすぎない価格(笑)

搭載されるムーブメントはETA.2892-A2(現在はETA A31.L11という名称)ベースですが、準高級機とも言え、クロノメーター規格ではありませんが、パワーリザーブも十分で精度も+5~-20秒/日あたりを確保しているようです。

重さも133.8gと許容範囲。150gを超えたあたりからずっしりきますからね。
手に取っていないので仕上げは何とも言えないですが、SNSなどの画像や動画を見る限りは悪くなさそう(というより、いつも通り)。
小さめのフォールディングバックルは好き嫌いは分れるかもしれません。(私はロレックスやオメガのようにがっちりしたヤツが好き)

本邦では残念ながら3色展開ですが、海外ではブラウンやグリーンも含めた5色展開。
ブラウンやグリーンとか普通にいいんですけどね。
今後、限定カラーでワインレッドのような深みのある赤色なんかが出ると面白いですね。
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今はまだ税込30万円以下。
どうも価格改定しそうです。
前回は平均8%でした。
おそらく今回もそのぐらいになるでしょう。
税抜き26万円なので、改定後は308,880円になります。
気になる方はお早めに!