ヴェンペアイアンウォーカーのクオーツモデルを個人輸入して2年半ほど経過した。
ネットではチラホラと正規輸入された機械式モデルを購入された方がいるようだが、クオーツモデルの個人輸入という酔狂な人間は私のほか、数えるほどしかいないようだ。

詳しくは過去記事をみてね。


一方で、時が経てばクォーツも正規輸入される日が来るのでは?と思ったものの、一向に導入される兆しもなく、これがため、私がクォーツを買った理由=日本で誰も持ってない、は未だに継続中であり、良くも悪くも手放せないでいる。

昨年の8月に電池が切れたので(約1年半ほど保った)、”敢えて”新宿伊勢丹の時計コーナーで電池交換したものの、触れられることもなく、納品時、文字盤と正対していた裏蓋の向きがあさっての方向になって返されたのは、思い出の一つとなった。

しかしながら、最近は暑さで手首がむくんで、ちょっぴり着けづらくなっているので、ケースの中で警備員と化しているのが残念なところ。

そんなヴェンペ アイアンウォーカーですが、今夏、文字盤が大きく拡充され、よりポップになってやってきます。
タイトルなし
流行りのターコイズをはじめ、レッド・グリーンの文字盤は非常に楽しいものとなっています。
レッドはややオレンジがかっていいて、昨年発売されたsinn556のカーネリアンレッドのような色合い(実際見たら全然違うかもですが)
グリーンも新緑のような雰囲気で、一味違ったテイストになっています。
一方、ターコイズはというと、WEMPEの公式HPでのダイヤルカラー解説に堂々と「turquoise」と載っており、分かりやすく(紛れもなく)ターコイズです。
何言ってんの?と思う方もいるかもしれませんが、空の色がどうとか違う名前を付けて(前掲sinn556はアクアマリンブルーという名称でした)、茶を濁すよりも潔くて、私は好きです。

なお、これらカラーダイヤルから搭載ムーブメントがETA⇒セリタに変更になっています。

さて、気になる価格ですが、40㎜が434,500円、36㎜が423,500円となっています。
現在、1€=154円ほどですので、本国のユーロ価格に154円を乗するとそのまま本邦価格となります。

むむむ!
アイアンウォーカー発売時は1€=125円ほどだったので、現地価格との差は10万円ほどありましたが、値上げと為替レートの変動で価格差が無くなってしまいました。
個人輸入するメリットゼロ!

だったら素直に正規輸入品を買った方が、保証の面でも安心ですね。
私は、仕上げや機械の性能から考えるに割高だと考えているので、ちょっと手が出ませんが。
(1€=125円として35万円くらいなら候補になりますかね・・・)


ちなみに、本国では最初に導入された機械式&クォーツの3針シリーズはそのまま継続しています。
タイトルなし
しかし、値上げはしているようで40㎜機械式は2,375€⇒2,855€、36㎜クォーツは1,775€⇒1,995€といった感じです。
40㎜機械式はかつて1€125円として289,000円で購入できたものが、いまや434,500円。為替レートも相まって15万円も高いとは・・・
最廉価のクオーツですら1€125円として221,000円が307,000円(1€154円)ですからね・・・SS3針クォーツに30万円てどんな高級時計よ。

また、ベゼルに18Kを奢ったちょっぴり豪華モデルもあります。
ティソのジェントルマンやPRXにも同様のモデルがありますが、約77万円と倍以上の値段がします。
タイトルなし


なお36㎜はダイヤモンドセットモデルも充実しています。
ヴェンペ社曰く、36㎜はレディースモデルとの由。彼女、奥様に1本いかがですか?
タイトルなし