今から20年前の2003年。
私がまだ学生の身分だった同年同月同日の名古屋の気温は、気象庁の過去データによると最高気温30度(14時)、朝はまだ25度を下回る気温でした。
一方、現在はというと、昨日(7/11)の名古屋の天気は10時には30度を超え、16時には最高気温33.9度を記録。
子供の通う小学校(愛知県外)では、暑いのでプールが中止という昔では考えられないような事態が起きました。
 「夏が来る」とか生易しい言葉よりも、「押しかけてくる」のほうがいいかもしれません。

さて、時計のカラーダイヤルの愉しさは今に始まったわけではありませんが、白・黒・青という所謂”普通の”ダイヤルカラーをどうしても選んでしまいがちで、それは日本人に限ったことではありません。
しかし、実用時計界のキングたるロレックスがオイパぺにカラーダイヤルを奢ったことで潮目が変わったような気がします。
これまでカラーダイヤルはDJやDDなどの貴石文字盤が中心だったところを一気にハードルを下げた感があります。
その後、オメガアクアテラやSinnなどが続いたことを考えると、どんなに否定してもブームを作るのは限られたブランドなんですね。
過去記事



カラーダイヤルはスポーツカーに似ている。
憧れはあるんだけど実用性を考えるとなかなか手が出ない。
そして、購入したとしてもボディーカラーを黄色や赤を選べない。
傍から見る分にはスポーツカーのビビッドな色使いってめちゃめちゃかっこいいんですけどね。

今月、モーリスラクロアはアイコン オートマティック リミテッド サマー エディションを発表。
数量限定ながらカラーダイヤルをラインアップしました。(公式HP
タイトルなし
ちなみに、ピンクのダイヤルカラーはすでに発売されていましたが、インデックスや針の仕上げが異なっており、ゴールドのアクセントがなくシンプルな仕上がりとなっています。
(サマーエディションのピンクは正確には「バレリーナピンク」というそうです。)
タイトルなし
しかし、本邦の公式HPでは35㎜がさもラインアップされるような書きぶりでありながら、商品ラインナップには載っておらず、本国HPまで見に行かないといけないのは何とかならんものか。
おそらくTISSOT同様、日本での編集権限が無く、本国記載の文章をそのまま翻訳しているからだと思うのですが。

ポントスダイバーズのときもブロンズは後からでしたね。

発売されるかどうかを販売店に確認しないといけないなんて、公式HPの存在意義たるや・・・
日本はモーリスラクロアの公式ファンクラブがあり、限定モデルも出したくらいなので、結構貢献していると思うのですが。

ロレックスのようにオシャレすぎて見にくいHPじゃないので、もう少し日本ユーザーに寄り添ってほしいですね。