当ブログでは何度もファーストダイバー復刻について取り上げています。
タイトルの3年ぶりとはSBDX041以来の復刻であり、最新まとめの現代デザインモデルはカウントしていません。
最新まとめ
全体的な雰囲気は復刻第一弾SBDX019にも似ています。
スペックは何が違うのでしょうか。
ムーブメントとサイズが主な違いとなりますね。
第一弾はcal.8L35という上位機種を採用、さらにSSブレスまで付いて35万円でした。
一方、新モデルはダイバーズウオッチ用に新開発した耐衝撃性の高いキャリバー「cal.6L37」を搭載し、小型化薄型化を達成していますが、ムーブメントのヒエラルキー的には下といったところでしょうか。
自動車のエンジンで言うなら、第一弾がV63.5リットル、今回が直4 2.5ターボといった感じ。
全体の雰囲気は似通っています(当然)が、今回のモデルの方がケース径が約2mm小さいのでぎゅっと詰まったデザインになっています。
今回はオリジナルサイズにもこだわって復刻したとのことで、オリジナルが38㎜×13㎜というサイズだったので全く同じと言って差し支えないでしょう。
第一弾が8001で今回がを8000をベースにして、リューズを小さくしていたら神復刻だったかもしれませんね(笑)
また、ベゼルのフォントも変更されていますね。
値付けとしては値上げと評価されるでしょう。
すっぴんで見ると20%値上げですが、第一弾で付いてたオマケSSベルトを加味すると実質的な値上げ率はさらに上です。
約47万円という値段で最初に思い浮かんだのがチューダー54でした。
値段は1000円しか変わりません。そしてほとんどスペックも同じです。
以前、国産ブランドは同等スペックでも割安でしたが、いまやそんなことはありません。
SSブレスが無くとも35万円だったり、46万円で8L積んでSSブレスも付いてこれば価格競争力もありましたが、そんなこともなく。
このように比べると、個人的には精度&クラスプ付きのチューダー54の方がお得感があります。
ただ、買えないけど。
今回のモデルはセイコーウォッチサロン限定販売です。
セイコーウォッチサロンは全国に93店舗、それに加えてオンラインショップ分の割り当てがあります。
当然、和光や都内、大阪などの大都市圏が多く割り当てられます。
そのため、地方によっては一店舗あたり1-2本のところもあるでしょう。
予約はもう始まっています。
気になる方は早めに動きましょう。
タイトルの3年ぶりとはSBDX041以来の復刻であり、最新まとめの現代デザインモデルはカウントしていません。
最新まとめ
【基本スペック】
希望小売価格(税込) 462,000円
ケース:ステンレススチール(ダイヤシールド)
ストラップ:強化シリコン
ガラス:ボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング)
防水性能:200m(空気潜水用防水)
外径:38.0mm
厚さ:12.5mm
限定数量 世界限定:1,965本(うち国内:500本)
全体的な雰囲気は復刻第一弾SBDX019にも似ています。
スペックは何が違うのでしょうか。
ムーブメントとサイズが主な違いとなりますね。
第一弾はcal.8L35という上位機種を採用、さらにSSブレスまで付いて35万円でした。
一方、新モデルはダイバーズウオッチ用に新開発した耐衝撃性の高いキャリバー「cal.6L37」を搭載し、小型化薄型化を達成していますが、ムーブメントのヒエラルキー的には下といったところでしょうか。
自動車のエンジンで言うなら、第一弾がV63.5リットル、今回が直4 2.5ターボといった感じ。
全体の雰囲気は似通っています(当然)が、今回のモデルの方がケース径が約2mm小さいのでぎゅっと詰まったデザインになっています。
今回はオリジナルサイズにもこだわって復刻したとのことで、オリジナルが38㎜×13㎜というサイズだったので全く同じと言って差し支えないでしょう。
第一弾が8001で今回がを8000をベースにして、リューズを小さくしていたら神復刻だったかもしれませんね(笑)
また、ベゼルのフォントも変更されていますね。
値付けとしては値上げと評価されるでしょう。
すっぴんで見ると20%値上げですが、第一弾で付いてたオマケSSベルトを加味すると実質的な値上げ率はさらに上です。
約47万円という値段で最初に思い浮かんだのがチューダー54でした。
値段は1000円しか変わりません。そしてほとんどスペックも同じです。
以前、国産ブランドは同等スペックでも割安でしたが、いまやそんなことはありません。
SSブレスが無くとも35万円だったり、46万円で8L積んでSSブレスも付いてこれば価格競争力もありましたが、そんなこともなく。
このように比べると、個人的には精度&クラスプ付きのチューダー54の方がお得感があります。
ただ、買えないけど。
今回のモデルはセイコーウォッチサロン限定販売です。
セイコーウォッチサロンは全国に93店舗、それに加えてオンラインショップ分の割り当てがあります。
当然、和光や都内、大阪などの大都市圏が多く割り当てられます。
そのため、地方によっては一店舗あたり1-2本のところもあるでしょう。
予約はもう始まっています。
気になる方は早めに動きましょう。
コメント
コメント一覧 (3)
数多くのセイコー、GSの記事、とても興味深く拝見させていただきありがとうございます。
今回のSBEN003について、スペック面でのコストパフォーマンスの観点からSBDX019やBB54との比較参考になりました。
そのことについて、私的に感じることは、スペック重視の方はセイコーダイバーズ、セイコー腕時計はそもそも選択肢に入らず、他ブランドを買うでしょう。
そういう方は今回の比較であれ、100%BB54を買います(品薄で買えないですが。。。)。スペック面、サイズ感、SSブレスのクラスプ、そしてCPのどの面でも上回っています。
そう考えると、SBEN003の購入を検討するのは、スペック面というよりもサイズ感や着用感、オリジナルへの信仰感の要素が大きいと考えます。
前掲の019と今回の003での比較であれば、シリコン製のトロピックバンドとラバーバンドでは間違いなく003の方が見栄えや着用感は良いです。
ケースのサイズ感も019も許容範囲ですが、38mm径、12.5mm厚の003の方がおっしゃる通り「凝縮されている」上、オリジナルを忠実に再現していることからも003に軍配が上がります。
そこで、019の利点と言われるSSブレス(5.5万円相当)付きと8L35搭載価格のCPについての検証となります。
これには019発売時の2017年7月と003発表時の2023年7月の物価や歴史的円安の為替動向も加味して検討する必要があります。
8L35と6L 37ではセイコー 公式日差では全く同じです。
ムーブの起源が旧9Sの廉価版なのかETA2892-A2相当なのかの違いでの比較になりますが、精度的には「はっきり言って誤差の範囲」ではなかろうかと思います。
セイコー信者の「信仰心上」の「8Lの方がエライ」というヒエラルキーに拘るか否かという観点ですね。
つづく
butsuyoku1624
がしました
また、2023年3月にセイコーが全商品に実施した値上げが10〜13%ですから、今現在仮に019が販売していても約40万円の定価のはずです。従いまして、実質の価格差は7万円ではなくて高く見積もっても2万円程度となります。
SSブレスが003サイズで5.5万円で買えるかどうかは分かりませんが、それを含めても7.5万円の差となります。
以上から、ケースの再設計やオリジナルの再現度の評価、及び現在では法外な中古のプレ値でしか買えない019と比較すれば、かなりお値打ちと言えるのではなかろうかと私は考えます。
セイコーのことですから、003の文字盤、針の色違いを出してくる可能性は極めて高く、その際の定価は42万円より高いと予測します。
「019を持っていない」ファーストダイバー信者にとっては、今回の003は間違いなく「買い」と言えるのではなかろうかと私は思います。
以上
butsuyoku1624
がしました