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ザ・シチズンの記事は年間10本もありません。
それもそのはず、シチズンのフラッグシップでありながら、新モデルの展開スピードはグランドセイコーに遠く及ばず、クレドールよりは多いかな?ぐらいです。
2023年も半分を過ぎてようやく新モデルが発表されました。

まずは左側のブラウン文字盤のモデル。
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ざっくりとしたスペックはこんな感じです。
かなり特徴的な文字盤ですが、イーグル(鷲)が羽ばたく様を表現したとのこと。
そして、AQ1050で始まるRef.からも分かるとおり、モデルラインアップの中でもスポーツ寄りのモデルの派生モデルとなります。
過去記事


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ケース形状やスペックその他は全く同じです。
パワーリザーブの向きや文字盤・針意匠が変更となっています。
また、裏蓋のイーグルマークも変更され、統一感が図られています。

385,000円という価格は他のモデルでもよく聞く値段ですが、このモデルはSS外装ゆえこの値段を実現しています。
四季モデルなんかは同価格ですがスーパーチタニウムが奢られています。
そのため、重量は150gと割とずっしり。

文字盤の色と仕上げからSBGA403が思い浮かびました。

かたや鷲の羽ばたき、かたや獅子のたてがみ。
並べてみると全然違うかもしれませんが、人の解釈とは面白いものです。


次に、右側の黒文字盤モデル。
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こちらも2021年5月に発売されたモデルの文字盤追加モデルとなります。
過去記事
 

と、言うか文字盤追加に2年かかるって・・・
その間に既存モデルのマイナーチェンジなどが行われているので、その辺りの影響があるのかもしれませんが。
かつては228,800円(現在は246,400円)という実勢価格で発売されていたモデルです。
(しかも、大手家電量販店では決算期やキャンペーンなどで更なる値引きもできた。)
私自身、何度も腕に乗せて迷ったモデルの一つです。

では、なぜ購入に至らなかったのか。
理由の一つが同じようなサイズのクォーツを持っている(ヴェンペ アイアンウォーカー)から。
もう一つが、ザ・シチズンの一つ上のモデル(AQ4060-50E)と比べると見劣りするから、というものでした。
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公式画像からも分かりますが、
 CITIZENマークが印字/植字
 チャプターリング無し/有り
といった違いがあります。
また、植字の立体感も並べてみると全然違いました。
(意外とCITIZENマークの印字と植字の違いは気になります。良かったら並べてみて下さい。)

どちらも搭載キャリバーはA060であり、SSケース&ブレスです。
しかし、細かな違いで税抜き定価が20,000円違います。
さらに上位モデルは2020年の発売で3年が経過し、値引き幅も大きく1万円も違わない…

大きさによほどのこだわりが無ければ、どうしても質感の違いは気になってしまいます。
もちろん、上位モデルは文字盤が「CITIZENマーク」を吸収して目立たなくするという難点はありますが・・・

シチズン党ではありますが、なかなかザ・シチズンの購入には至りません。
0100も0200もすごいよ!
ただ、僕はゴリゴリのスポーツモデルを求めている!
クロノマスターダイバー復刻はよ!