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昨年の4月にアストロンの新ラインとして登場したNEXTER。
GPSモデルは25万円から33万円あたり、電波モデルは16.5万円から19.8万円という価格で展開されています。
価格差は、ケース素材・ケース仕上げによるものがほとんであり、GPS・電波モデルとも価格を抑えたいならSS、高くても軽いのがいいのならチタンを選ぶようになっていますが、搭載キャリバーに違いはなく、ケースや仕上げの差はあれど、性能差はありません。

以前、アストロンをまとめた記事を書きましたので、よろしければご覧ください。


さて、今回発表(発売は2023年6月)されたモデルはこれまでのモデルと異なり、新たなデザインコードを与えられています。
それもそのはず、今回GPSモデルには新キャリバーであるcal.3X62が搭載されているからです。(電波モデルは他モデル同様cal.7B72)
一方でNEXTERシリーズ共通のラグレスケースは踏襲しており、デザインの共通性は感じさせる造りになっています。

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ざっと並べてみると、こんな感じです。
やはり目を引くのが八角形のベゼル形状と格子状のダイヤルパターン。
あ、ロイヤルオー・・・
違いますよ!このダイヤルパターンは水晶をイメージしたものだそうです。
そして今回発表されたモデルは全てチタン外装が奢られているのも特徴のひとつです。

GPSモデルの搭載キャリバーが3Xで始まるので気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、5Xシリーズよりも一つ下の位置づけであり、値段もそれなりに抑えられています。

そうすると、すでに発売されている3Xシリーズとの関係性も気になるところ。
なぜなら、私がユーザーだからです!


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基本モデルで比較してみました。
オリジンシリーズよりもNEXTERシリーズの方が縦横ともデカく(+1.2㎜)なっていますが、厚さは薄く(-0.3㎜)なっています。
チタン同士の価格は変わりませんが、セラミックベゼルが無い点を考えると新キャリバーとはいえ、値上げ感は否めません。
ただ、オリジンの形がゾワゾワするケース形状よりもうまくまとまっているので、私はNEXTERシリーズの方が好きですね。

じゃあ、3X22と3X62のスペックの何が違うんじゃ、というと・・
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パワーリザーブと補足衛星数が分かるのか・・・

一方、SBDX005のような超シンプル3針は今回GPSモデルにはラインアップされず、電波モデルのみの展開となりました。
私なりに理由を考えてみると、SBDX005をはじめとするシンプル3針シリーズの売れ行きが悪いからではないでしょうか。
おそらく、市場は高いお金を出してシンプル3針GPSモデルを買うならば、電波モデルで十分だし、どうせGPSモデルを買うならば外観上の違いの分かりやすさが欲しいのだと思います。
これが、パワーリザーブや補足衛星数が分かる=文字盤表示してGPSモデルとしての特別感を演出しているのでしょう。
私のように、主張しない方がイイという人間は少数派なのでしょうね。

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電波モデルで同キャリバーを積むモデルは超絶シンプル3針のみです。
正直、ちょっと年齢層高めかなという印象。
一方、NEXTERシリーズはシンプル3針になるとよりROみが増しますし、厚さも10㎜を切り、チタンの着け心地とも相まって、人気が出るのではないかと予想します。
値段もプラス2万円ぐらいですしね。


なんつーか、こう、いけない想像しちゃいますよね。(笑)
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