キャリバー9S25周年を記念するモデルが2本新たに発表されました。
モデル紹介ではSBGR001と同じフォルムということで、久しぶりにベーシックライン(ただし限定ですが・・・)が拡充されたことになります。

いずれも世界限定1200本ですが、半数の600本を日本国内で発売する予定としているのは37㎜径だからでしょう。
現在販売されているSBGR307(309)の40㎜径での発売であったなら、そうとはいかずもう少し日本国内での本数は絞られたことでしょう。

やはり、36~39㎜あたりが小柄な日本人(アジア人)に合うのでしょう。(というよりも大柄な白人、黒人には小さすぎるとも言えると思います。やはり、欧米は39㎜~というイメージです。)
また、9S25周年を謳うのにファーストモデルであるSBGR001は無視できず、そうなると37㎜は外せず、といった点もあると思います。

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ぶっちゃけ、スペックその他に特筆すべき点はありません。限定モデルである所以の特別感を出すために、文字盤の変更および回転錘の装飾がなされ、それにより価格が上昇しています。
何となくSBGH311はチタンケース&ブレスだと思うでしょう。
ところがどっこい、どちらのモデルもSSケース&ブレスなんです。

ベーシックラインたるSBGR001の兄弟分でありながら、税込88万円とは・・・
もともとSBGR001は、価格がcal.9S55(9S65の前)を積んで40万円弱でした。
つまりいずれのモデルも(ほぼ)倍の値付けになっています。

参考までに現在、cal.9S65を積んでいるSBGR315(317)は値上げして税込58.3万円ですから、ちょこっと手を加えるだけで+12万円です。
いや、払えんて・・・

ちなみに88万円の方は昨年の銀座モデルと同じムーブメントです。
銀座モデルはいくらか覚えていますか?
77万円でした。
62GSケースなので、私の中では格上モデルの位置づけですが、それよりも11万円も高い。

嘘だと言ってよ、バーニー・・・

私にとっては逆立ちしたって買えないモデルですが、代わりに、昨年のアイスブルー文字盤まとめや、44GSまとめの表を作成し埋めていくという日本で私しかやっていない愉しみが増えたことだけが唯一の救い(?)です。
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私と同じく買えない組は、表が埋まるにつれて「おっ埋まってきたな」という感覚に1年お付き合いください。