タイトルなし

プレザージュのローレルデザインモデルがセイコー腕時計110周年記念モデルのおそらく第1弾でしょうと書いた記事の翌日に発表となったプロスペック版110周年記念モデル。

展開が早すぎてついていけません。

でも、よく考えたらセイコーの各ブランドで110周年記念モデルが展開されることは既定路線であって、
今後は、
 ・キングセイコー
 ・アストロン(GPS、電波)
 ・プロスペック(ソーラークロノ、機械式クロノ、アルピニストその他・・・)
 ・プレザージュ(cal.6R35モデルやベーシックラインでの展開もあるはず)
 ・セイコー5
 ・ルキア
から発表されるのは時間の問題でしょう。

毎年3月のW&W やそれに合わせて発表されるモデルを楽しみにしていましょう。
(なお2022年は3月8日にどさっと発表されました)

さて、当モデルですが2022年7月に発売されたセカンドダイバー前期・現代モデルのバリエーション展開モデルとなります。→公式HP
過去記事

過去記事を読み返すと、プレスリリースも無く、セカンドダイバー前期であることは触れられていませんでしたが、今回のモデルのプレスリリース(上記リンク参照)ではセカンドダイバー前期に触れられています。
しかし、商品紹介ページには、兄貴分と同じように「メカニカルダイバーズ現代モデル」の表記なく、なんだか不憫です。

ちなみに私も銀座の今は亡きプロスペックスブティックに試着に行きました。
薄型ケースや5連ブレスの着け心地は良かったものの、カラーバリエーションが好みではなく、少し様子見かなと思ったのを覚えています。
発売から5か月経ちましたが、オーソドックスな黒×黒の導入やラバーベルトモデルなどの展開無く、現在に至っています。

また、今回のモデルは兄貴分たちがすでに展開をみているSaveTheOceanモデルであり、氷河文字盤を採用しています。
このモデルはグランドセイコーの白樺文字盤を彷彿とさせ、かなり人気が出ました。
事実、ファーストダイバーモデルは店頭から姿を消したほどです。
過去記事


タイトルなし
それぞれのスペックを参照すると同じムーブメントを乗せているにも関わらず、また、製紐ストラップが付属するにも関わらず、実質的にもっとも安い値付けとなっています。
単純な比較はできませんが、他のモデルが特殊文字盤ゆえに5000円ほど値上がりしているのに対し、当モデルは、特殊文字盤+追加ストラップで16,000円ほど値を上げて、価格を横並びにしてきました。
製紐ストラップは追加で購入すると(たしか)3万円ほどするので、それを考えるとかなりお得な価格設定といえます。

一方で、イージーチェンジャブル機能を有していないのに替えストラップが付属しても気軽に変えられないじゃないか!というご意見があるのも事実・・・
だったら、価格据え置きで製紐ストラップ仕様にするか、5000円の値上げだけにしても良かったのかなとは思います。

ですが、薄いグレーのベゼルにシルバーの文字盤は純粋にかっこいい!!
高見えする組み合わせは、これまで前期復刻を躊躇していた人にはぐっとくる組み合わせではないでしょうか。
兄貴分たちと違って限定モデルです。国内限定数は800本と少なくはなく、予約完売にはならないでしょうが、同じ値段で製紐ストラップ付きますよ~、限定モデルですよ~と言われたら、別モデルを検討していた人が流れてくることは、容易に想像できます。

結構人気が出るのではないかと予想します。