当ブログで何度も取り上げている「TISSOT PRX」。現在、大きさや駆動方式の違いなど複数のバリエーションがあります。
海外ではショップ限定モデルがあったり、ストラップバリエーションが多かったりと日本国内よりも展開幅が広いですが、今秋(値上げとともに)拡充されたラインアップは、海外に負けていません。

私も、今秋ようやくPRXデビューしました。
心斎橋限定の18Kベゼルモデルという、やや斜めうえのモデルですが、年齢を重ねていくうちに「金」を使った時計が欲しくなって買ってしまいました。
いつかは、金無垢の時計・・・とは思っていますが、父が私の祖父(父にとっては義父)から受け継いだクレドールの金無垢が貸金庫に眠っています。
ドレス・小径だから正直、惹かれない・・・本音はDD36㎜あたりがいいですねぇ。。。

さて、ここで本題に戻りますが、結論から言うとメンズは次のモデルがオススメです。
タイトルなし
「40mm×自動巻×革ベルト×SS3針」モデルをオススメします。
 ①40㎜である理由
  現在PRXは40㎜と35㎜の2サイズ展開。やはり35㎜は小さい。あと2~3㎜大きければ、40㎜よりも推せるが、35㎜では視認性やつけ心地からは、40㎜をオススメするのが一般的かと思う。
  ただし、ヴィンテージウォッチ好きでボーイズモデルに抵抗のない人であれば、35㎜でも違和感なく着けられると思う。
 ②自動巻である理由
  スウォッチグループの時計を選択する理由の一つが、80時間パワーリザーブ自動巻を安価に手に入れられるという点ではないだろうか。このメリットを排してまで、クォーツを選ぼうとは思わない。
  クォーツを選ぶのならば、エコドライブや年産クォーツなどの+αが欲しい。
 ③革ベルトである理由
  PRXの価格帯は5万円台~24万円台と幅広い。SSブレスは5万円台のクォーツモデルからすると、十分な出来といえるが、クロノグラフや18Kベゼルモデルからすると物足りない。
  他ブランドの20万円台スタートのSSブレスと比べると質感が低く感じる。
  また、SSブレスではうまく手首に沿わないのだ。
  私は最初から革ベルトに変更するつもりで購入したし、革ベルトに交換したら、やはり、着け心地が良くなった。(1週間ほどSSブレスを使用したが着け心地は良くなかった)
  気になっている人は、是非とも革ベルトも試着してほしい。
  現在は、革ベルト単体でも購入ができる。↓↓(40㎜3針のみ)
タイトルなし
  そのため、SSブレスモデルを購入してから革ベルトを購入するでもよいが、余分なコストともいえるので、今回は革ベルト仕様をオススメとした。(欲を言えバタフライバックルであれば、なお良かった。)
 ④SS3針モデルである理由
  ③でも述べたようにPRXの価格帯は幅がある。インデックスや針の質感は金額が高ければ高いほど不満が残る。針は特にそう感じるところが多く、立体感や仕上げには不満が残る。上位モデルはもう少し差別化してもよいのでは?と思うところ。
  しかし、クオーツモデルやSSモデルの価格帯で考えると必要十分であり、満足度としては高いと思う。
 また、18Kベゼルモデルはtissotにおいてはジェントルマンにもあり、革ベルトの選択範囲の幅や無難なデザインという点では、こちらの方がアリかもしれない・・・(後から気づいた)
 PRXの方はフルーテッドベゼルですけどね!
タイトルなし
IMG_20221008_210507

私のPRXは、ブラウン文字盤に合うようにサードパーティー製の革ベルト(ワニ革…高かった…)を設えた。
今後はブラウンの革、ファブリック、ラバーベルトなどの展開も期待できる。そうなるとPRXの選択(愉しみ)の幅がぐっと拡がるだろう。やはり、PRXの愉しさは、ストラップ交換が気軽(値段・工具不要)にある点だろう。SSブレス単体でも購入できるが、上記の理由で、個人的にはオススメできない。

皆さんも色々と思うところもあるでしょうが、PRX欲しいんだけど・・・と相談されたら、私はコレがPRXの最適解として案内するだろう。