弊ブログでも何度も取り上げてきたチャレンジダイバー復刻モデルが、本日、めでたく発売となりました。
過去記事
前回の記事で発売日が発表になったあと、家電量販店のECサイト及び店頭では予約が開始されましたが、「まぁ、限定モデルでもないし、ゆっくり買うべぇ」などと高を括って、予約行為を一切行っていませんでした。
それがため、黒が一瞬で予約終了になって焦ったのなんの。
ビックカメラの店頭予約ならワンチャンあるやろと思って訪問するも、「青なら・・・」と撃沈。
結局、発売日である本日、ビックカメラを2件はしごして手に入れてまいりました。
ビックカメラでは各店舗とも店頭在庫は0~2本ほどのようで、私は新宿東口店で購入しましたが、最初に訪問した池袋本店では入荷なし。
その時点で大宮店では2本、立川店では1本在庫がありました。
インターネット掲示板では定価販売の百貨店在庫も少なくなっているとの情報もあり、発売日以降の入手は難しくなりそうです。
ですが、限定モデルでもないですし、プレ値を出して買うほどのこともないので、欲しい方は気長に待ちましょう。
さて、私はさっそく手持ちのNATOベルトに換装しております。
このNATOベルトを装着していたオリジナルモデルは現在、オーバーホール中です。
今回、チャレンジダイバー復刻モデルのレビューは複数回に分けて行います。
オーバーホールからオリジナルモデルが戻ってきたら、オリジナルモデルとの比較レビューも行いますのでお楽しみに。
今回は画像や数字上のスペックからは見えてこない使用感などについてレビューしたいと思います。
①外装の質感・操作感
今回一番、残念だったのがベゼルのコインエッジです。
オリジナルモデルモデルや他のダイバーズモデルでは、指に刺さるかのごとくエッジが立っているのに当モデルはゆるゆるです。
100年くらい触り続けて、角が取れたんか?と思うくらいゆるゆるです。
チタン外装であることが影響しているのでしょうか。加工が難しいにしてもこだわってほしかったところですね。
ISO規格クリアダイバーズを名乗っているのに、こんなゆるゆるエッジで水中で滑らずに操作できるのでしょうか。
強いて言うならば、袖口を傷つけないというところが、良い点でしょうか。
ベゼル回転に関しても、クリック感が弱々しく、音が安っぽいです。
もっと「カチッカチッ」とひとつひとつの操作感に”確かさ”が欲しいですね。
リューズは小さく、操作性が悪いので要改善です。
年差クオーツならまだしも、パワーリザーブが42時間ほどしかないのにこのリューズの大きさはねぇだろ、という感じです。
マイチェンで大型化することを期待します。なお、ねじ込み式となっています。
②ラバーストラップ
なんとラバーストラップにはどこにも(裏にも)「CITIZEN」の記載がありません。
尾錠もチタン製のようですが、こちらにも刻印等が無いので、こういうところにコストダウンの跡があるのだと感じました。
ウレタンベルトとのことですが、シリコンのようにサラサラ・グニャグニャで装着感は悪くないですし、ばね棒を通す穴には金属管がインサートされている点は高評価です。
ですが、何の刻印もない尾錠はやはりチープ感、流用感が拭えないですね。
③機械(ムーブメント)
最初にお示しした画像のとおり、23時を過ぎると日付が動き始めます。
そして、ほぼ24時ジャストに日付が切り替わります。
汎用ムーブメントにしては高精度(-10~+20秒/日)であることに満足し、デイトジャストまで求めるのは酷というものですね。
ローターの回る音は大きいです。
時計から耳を15㎝ほど離しても、シャーという音が聞こえます。
本機の精度はこれから測ってみたいと思います。
④総評
重さを除く、装着感はオリジナルモデルと変わりません。
チタン特有の軽さからくる重厚感の無さも、厚み(12.3㎜設計値)がカバーしてくれています。
私は、ベゼルエッジを人差し指と親指で撫で撫で(クリクリ)する癖があるので、丸々エッジは残念ですが、全体の雰囲気(デザイン、サイズ感)は正にチャレンジダイバーそのもので、満足感は高いものとなっています。
オリジナルモデルとの比較編でも言及しますが、文字盤のシチズンロゴがオリジナルモデルでは植字だったのに対し、当モデルは印字となっています。
「Cased In China」を含め、コストダウンの跡をユーザーはどのように判断するでしょうか。
いかがだったでしょうか。
これまで散々チャレンジダイバー復刻を煽ってきた弊ブログゆえ、称賛記事になると思いましたか?
否!
雑誌のような提灯記事にはしたくないので、愛ゆえに敢えて厳しく書きました。
過去記事
前回の記事で発売日が発表になったあと、家電量販店のECサイト及び店頭では予約が開始されましたが、「まぁ、限定モデルでもないし、ゆっくり買うべぇ」などと高を括って、予約行為を一切行っていませんでした。
それがため、黒が一瞬で予約終了になって焦ったのなんの。
ビックカメラの店頭予約ならワンチャンあるやろと思って訪問するも、「青なら・・・」と撃沈。
結局、発売日である本日、ビックカメラを2件はしごして手に入れてまいりました。
ビックカメラでは各店舗とも店頭在庫は0~2本ほどのようで、私は新宿東口店で購入しましたが、最初に訪問した池袋本店では入荷なし。
その時点で大宮店では2本、立川店では1本在庫がありました。
インターネット掲示板では定価販売の百貨店在庫も少なくなっているとの情報もあり、発売日以降の入手は難しくなりそうです。
ですが、限定モデルでもないですし、プレ値を出して買うほどのこともないので、欲しい方は気長に待ちましょう。
さて、私はさっそく手持ちのNATOベルトに換装しております。
このNATOベルトを装着していたオリジナルモデルは現在、オーバーホール中です。
今回、チャレンジダイバー復刻モデルのレビューは複数回に分けて行います。
オーバーホールからオリジナルモデルが戻ってきたら、オリジナルモデルとの比較レビューも行いますのでお楽しみに。
今回は画像や数字上のスペックからは見えてこない使用感などについてレビューしたいと思います。
①外装の質感・操作感
今回一番、残念だったのがベゼルのコインエッジです。
オリジナルモデルモデルや他のダイバーズモデルでは、指に刺さるかのごとくエッジが立っているのに当モデルはゆるゆるです。
100年くらい触り続けて、角が取れたんか?と思うくらいゆるゆるです。
チタン外装であることが影響しているのでしょうか。加工が難しいにしてもこだわってほしかったところですね。
ISO規格クリアダイバーズを名乗っているのに、こんなゆるゆるエッジで水中で滑らずに操作できるのでしょうか。
強いて言うならば、袖口を傷つけないというところが、良い点でしょうか。
ベゼル回転に関しても、クリック感が弱々しく、音が安っぽいです。
もっと「カチッカチッ」とひとつひとつの操作感に”確かさ”が欲しいですね。
リューズは小さく、操作性が悪いので要改善です。
年差クオーツならまだしも、パワーリザーブが42時間ほどしかないのにこのリューズの大きさはねぇだろ、という感じです。
マイチェンで大型化することを期待します。なお、ねじ込み式となっています。
②ラバーストラップ
なんとラバーストラップにはどこにも(裏にも)「CITIZEN」の記載がありません。
尾錠もチタン製のようですが、こちらにも刻印等が無いので、こういうところにコストダウンの跡があるのだと感じました。
ウレタンベルトとのことですが、シリコンのようにサラサラ・グニャグニャで装着感は悪くないですし、ばね棒を通す穴には金属管がインサートされている点は高評価です。
ですが、何の刻印もない尾錠はやはりチープ感、流用感が拭えないですね。
③機械(ムーブメント)
最初にお示しした画像のとおり、23時を過ぎると日付が動き始めます。
そして、ほぼ24時ジャストに日付が切り替わります。
汎用ムーブメントにしては高精度(-10~+20秒/日)であることに満足し、デイトジャストまで求めるのは酷というものですね。
ローターの回る音は大きいです。
時計から耳を15㎝ほど離しても、シャーという音が聞こえます。
本機の精度はこれから測ってみたいと思います。
④総評
重さを除く、装着感はオリジナルモデルと変わりません。
チタン特有の軽さからくる重厚感の無さも、厚み(12.3㎜設計値)がカバーしてくれています。
私は、ベゼルエッジを人差し指と親指で撫で撫で(クリクリ)する癖があるので、丸々エッジは残念ですが、全体の雰囲気(デザイン、サイズ感)は正にチャレンジダイバーそのもので、満足感は高いものとなっています。
オリジナルモデルとの比較編でも言及しますが、文字盤のシチズンロゴがオリジナルモデルでは植字だったのに対し、当モデルは印字となっています。
「Cased In China」を含め、コストダウンの跡をユーザーはどのように判断するでしょうか。
いかがだったでしょうか。
これまで散々チャレンジダイバー復刻を煽ってきた弊ブログゆえ、称賛記事になると思いましたか?
否!
雑誌のような提灯記事にはしたくないので、愛ゆえに敢えて厳しく書きました。
コメント
コメント一覧 (4)
パワリザもう少し欲しかったな。
butsuyoku1624
が
しました
新チャレンジダイバーの最速レビューも購入検討にあたり大変参考になります!
ベゼルのエッジはデザイナーの意思が入って、わざとのダルさのようですね。(JBpress)
私も実機を確認し納得出来たら購入したいと思っています。
butsuyoku1624
が
しました