なんでこのタイミングでアストロン?と思われる方もいるかもしれません。
2022年4月にアストロンの新シリーズ「NEXTER(ネクスター)」のGPS駆動及び電波駆動モデルが発表され、5月に発売となりました。
流行りのラグスポ風のデザインでかっこええやん!と思っていましたが、なんだか値段が高いなぁ・・・
そして、その時、なんかシリーズ体系変わってないか?と気づいたのでした。

ただ、アストロンをまとめるには割とボリュームがあるので躊躇していたところ、シビックタイプRコラボモデルが発売されてしまったので、もうそろそろ温めていたネタを投稿するころかと、重い腰を上げたのでした。

さて、これまでのアストロンのシリーズ展開を覚えておいででしょうか?
2年前に弊ブログでアストロンの新モデルが発売されたことを紹介した記事に記載があります。
過去記事

2年前は、
 ・レボリューションライン
 ・グローバルライン スポーツ
 ・グローバルライン オーセンティック
 ・グローバルライン レディース

という構成でありました。
過去記事にもあるとおり、値段が上がるにつれて素材使いが豪華になっていきます。

現在はというと・・・
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1年ほど前に、電波ソーラーラインもアストロンファミリーに加わりましたので、6ライン(うち1つはレディース)での構成となっています。(GPSソーラー5X レギュラーは改行してくれ…)

(画像はクリックして大きくしてご覧ください。)
ネクスター(NEXTER)
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当モデルは、新デザイン採用ということで、「機能」よりも「デザイン」でもって一つのラインを構成しています。
GPSソーラー、電波ソーラーを比べてみても大きさ、重さはほとんど変わりません。
ケース素材だって、いずれもチタンを採用しています。
定価では約9万円ほどの差がありますが、現在の実勢価格では電波ソーラーの方は割引が入りますので、差額は13万円ほどに開いています。

アストロン オリジンGPSソーラー5X
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オリジン~と言っていますが、要は初代アストロンのオーバル型のケース形状を持ち、cal.5X53を搭載したモデルがすべてココに入っています。
ご覧のとおり、かつてのレボリューション、スポーツ、オーセンティックがぶち込まれたごった煮ライン。
表は、ケース形状ごとに区分けをしています。
発売から時間が経ったモデルもあり、実勢価格は括弧内に表示しています。
やはり、割引価格を見てしまうとネクスターGPSの定価286,000円が高く感じます。
ですが、チタンケースのベーシックモデルの定価は286,000円と、ネクスターと変わらないのです。
むしろ、既存モデルよりも薄く仕上げ、サファイヤベゼルとしたネクスターが前と変わらない定価で発売したのは、メーカーの努力の賜物ッッ・・・‼‼

アストロン オリジンGPSソーラー3X
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そして、私も持っている3Xシリーズ。
こちらも、初代アストロンのオーバル型のケース形状を持ち、cal.3X22を搭載したモデルがすべてココに入っています。
チタンモデルは、今でもゾワゾワするかたちしてますが、ほんとに「オリジン」に入れていいんですかね?
他に入れるところがないのでしょうがないですが、デザインするときにブランディングを考慮しなかったんでしょうか?
おそらく、次がないデザインなので欲しい方は、次のチタン3針が出たら売り場から消える前に抑えましょう。
ちなみに、SBXD005を所有している私は、今も愛用しており、ラバーストラップの発売を待ってます。
待ってますよ!
過去記事


GPSソーラー5X レギュラー
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そして、ディスコンになることなく、頑張って生き長らえている2モデル。
レギュラーって何やねん!
そもそも、アストロンGPSの歴史は彼らが小型、薄型化して新たなるフェーズに入ったのではないか!
それが、ショーケースの守護神として新人を迎え、見送ることを繰り返すこと幾千日…
オリジンシリーズと比べると1㎜近く薄いですし、載っているムーブメントも同じですが、いかんせんデザインが一世代(ネクスターからするとニ世代)前なので、戦闘力は低いですね。
ですが、チタンケースで20万円を切るのは当モデルだけです。
機能に重点を置くのなら”買い”のモデルと言えるでしょう。

アストロン オリジンソーラー電波

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そして、ネクスター以外の電波ソーラーモデルを全てぶち込んだ「アストロン オリジンソーラー電波」ライン。
これまで、オリジンと名が付くものは「まぁファーストの空気を感じるよね」というものが多かったですが、このラインはとにかく電波ソーラー搭載モデル全て(ネクスター除く)なので、ん?と思うものもチラホラ。
タイプRコラボは、別シリーズなんじゃないかと思いましたが、そんなこともなく。
タイプRコラボは、他が実勢価格10万円を切る中、定価231,000円実勢価格184,800円と突出しています。
車好きには馴染みのある”ウルトラスエード”の別ストラップが付き、サファイヤベゼルが奢られていますが、それにしても、他のモデルより10万円近く高くなっています。
値段が上がった理由は、他モデルのケースを流用せず新規金型としたことが一因でしょう。
レギュラーモデルであれば、198,000円ほどとなったはずです。(それでも高い・・・)

はぁはぁ…いかがだったでしょうか?
とりあえず2022年8月時点でのアストロン全ラインアップを紹介しました。
これであなたもアストロン博士だ!