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前回のブログで、もう44GSの55th記念モデルはでないんじゃないか。
出たとしてもコンビモデルとかじゃないか、なんて言ってましたが、しっかり裏切られました。
今回は、SSケースなれど、cal.9R31(スプリングドライブ手巻)の革ベルト仕様です。⇒公式HP

なんでも「月天心ダイヤル」だそうで秋の夜更けのさまを表現しているそう。
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暦の上では「立秋」が秋の始まりとされ、今年は8月7日だそうです。
えっ…て感じですが、そうなんです。暦の上では。
当モデルは8月発売ですので実際の気温その他はともかく、正真正銘「秋モデル」ということですね。
秋分モデルたるSBGH273もダイヤルカラーは藍色でしたので、秋は藍、という統一性が図られています。(しかも、ロゴ&秒針のゴールドも同じ)
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さて、これで44GS記念モデルは第5弾6モデル目です。
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モデルを振り返ってみると、市場のウケが良かったのは桜手巻モデル。44GSのデザインそのままに小型化し、魅力的なダイヤルカラー、少数ロットということが影響したようです。
雲海モデルもほぼ売り切ったようですが、銀座限定モデルほどはっきりした水色でなかったので、動きは鈍かったように思います。
その他モデルは推して知るべしです。価格の高さとも相まって苦戦しているように思います。
なんでも、第6弾のEBSケースのライトブルー文字盤も用意されているようですが、第2弾買った人はどう思うんでしょうかね…

今回のモデルも出足は鈍いと思います。SD手巻の裏面エロエロモデルですが、価格の高さと革ベルトがネックになると思います。
クソ暑日本の8月に革ベルト買うぞ!とはなかなかならぬ…
革ベルトにしたのは他のcal.9R31モデルとの兼ね合いでしょう。
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SBGY009をSSブレスにして935,000円は、SBGY007とのバランス上無理。
SSブレスにすると他の44GSシリーズとの兼ね合いで無理。
そわなこんなで、シリーズ初?の革ベルトデフォルト仕様となりました。
(だったらSBGW289も革ベルトでよかったのでは…)

以前、44GSフルラインナップ宣言をしましたが、今回のモデルでさらに加速しましたね。
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素材は置いておいて、ムーブメントだけでみると、どう考えても載らないマスターピース用やレディースを除くと完成されてきた感があります。(cal.9S64は囲い忘れ)
ただ、限定&限定ではねぇ。

44GSは、62GSと比べるとメーカーの熱の入れ方が違います。
今後は、搭載キャリバーのラインアップは変えずに文字盤違い、素材違いの限定作戦でいくのか、それとも搭載キャリバーを増やしていくのか。
個人的には、移り気な限定作戦よりベースモデル固め作戦を採ってくれると嬉しいんですけどね。