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シチズンコレクションから新たな3針モデルが発表されました。
正直、シチズンが発表するモデルは振れ幅が広くてヤキモキさせられます。片や、セイコーがバンバン新モデルを出しているにもかかわらず、「ゲゲゲの鬼太郎コラボ」‥うぉい!

ですが、本気を出すとソソられるモデルを発表してくる。
なぜ、Part2なのか。
それは、昨年の5月にも本気を出しているからなのです。
前作の発売日は5月14日でした。
今作は6月16日。ほぼ同じ時期に出ています。
気が早すぎですが、来年の本気Part3が楽しみです。

さてさて、当モデルが発表になったとき、シチズンのタイムピースのあるモデルたちが思い出した方も少なくないでしょう。
まず一つ目が、同じシチズンコレクション内で先行して発売されている銀箔漆文字盤モデルです。
このモデルは昨年の10月下旬、約半年前に発売となりました。
このモデルに対しては、わたくし、割りとボロクソに言ってまして、文字盤がゴチャゴチャしていて銀箔漆を活かしていないだの、厚すぎるだの…
すまんのぉ…すまんのぉ…
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ご覧のとおり、新モデルは大きさ・厚さ・文字盤デザインといった、私が文句(?)をつけたポイントが改善されております。
ただ、cal.9011を載せても厚さ10.5mmは難しかったようですね。

そして二つ目が、ザ・シチズン和紙モデルの夏モデル。
このモデルを見たとき、ザ・シチズンのアレじゃん!と思いました。
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実勢価格では30万円(!)近い差があります。
サイズ感はほぼ同じ。文字盤の質感も負けてないんじゃないかなぁ、と思います。
ですが、カタログスペックからは判断できない、ケース・針の仕上げ、植字の立体感など隣に並べたら、シチズンコレクションには酷よね…と感じるのかなぁと。
お客さまから385,000円頂く商品と、88,000円頂く商品が同レベルであっては、前者にお客さまは付きません。(もちろん、後者にとっては嬉しいでしょうが。)
値段が違いすぎるので、比較するには不適当かもしれませんが、ご容赦ください。

当モデル、スペックだけみれば舶来品よりもずーっと安く買えます。
しかも今作は日本製。
ですが、目の超えた皆様にはケースや針の仕上げ、植字の立体感など気になる点もあるかもしれません。
値段による越えられない壁はあります。しかし、その壁の中でどう時計を楽しむのか考えるのも、時計の楽しみ方の一つではないでしょうか。

私なら、商品を買ったときに付くポイントに少し足して、ワニ革に変えちゃいますかね。(19mmがあるのか、そこが問題。)
皆さんなら、どう楽しみますか?



もらったポイントに少し足してってレベルじゃあねえぞ…
19mmは、ほぼほぼ在庫なしだったり、黒と茶しかないし…