さて、今回からスイス勢に突入していきます。
一発目はタイトル通り『ロンジン、ラドー、ハミルトン』のスウォッチグループですが、ロンジンは量が多いのなんのって。
もちろん、これよりも高額モデルもありますし、20万円台のものもあります。
ただ、言えるのは思ったより身近(と言っていいのかな)な価格帯のブランドなのだぁと思いました。
もちろん、機械のスペックから値段を逆算し、国産モデルと比較するとやや割高な面もあるかもしれませんが、デザインやヘリテージを上手く活用してモデルを展開している印象です。
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まずは、スポーツモデルを中心に見ていきましょう。
注目は何と言ってもはCOSCモデルです。今回、素スピリットは値段の枠の都合上1モデル、レコードも1モデルですが、20万円台からありコスパのいいモデルです。(本当は値段設定から外れているので、記事にするのは不適かと思いましたが、注目すべきポイントと思い、敢えて書きました。)

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次にマスターコレクション。
11モデル38種類という圧巻の品揃えです。
デイデイト、デイト、クロノグラフ、ムーンフェイズなどドレスラインを中心に色々と選ぶことができます。
特徴としては、クロノグラフを除いてどれもドレスラインらしく厚さを抑えた仕様となっています。

ロンジンは確かに30万円台のモデルが多いですが、これと同じくらい20万円台のモデルも多いです。
モデル数が少ないものは、ダイヤモンドインデックスにより値段が上がっているのであって、ボリュームゾーンはもっと下です。
個人的には、ロンジンはラドーとともに70年代に流行った印象を持っていて、百貨店などのショーケースを見ても、沢山並んでいないのであまり数を出していないのかなと思っていました。しかし、ラインアップを見てみると非常に選択肢が多くてビックリしました。

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次にラドー&ハミルトンです。
ラドーは20万円台が中心、ハミルトンは10万円台もしくはそれ以下が中心のため、モデル数は同じスウォッチグループですが、ロンジンとは大きく異なります。
ラドーは全てセラミック、ハミルトンは全てクロノグラフという構成になりました。
キャプテンクックは40万円台が中心であり、トゥルースクエアは20万円台が中心。また、ハミルトンは限定モデルなので、両ブランドにとって30万円台はブランドイメージを正確に掴めない価格帯なのかなと思います。
キャプテンクックなんかはフルセラミックダイバーズで面白いんですけどね。43mmという横幅と14.6mmという厚さじゃなければ。40mm×12mm台で20万円台中心にすればもっと売れると思うんですけどね。