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ザ・シチズンより和紙モデルが4種発表されました。

公式HP

今回は、2月発売予定の2モデルと8月(ずいぶん先!)発売予定の2モデルとなっています。
いずれもスペックは共通で、
 スーパーチタニウム(デュラテクトプラチナ)
 デュアル球面サファイアガラス
 ケース径/厚み 径38.3mm/厚み12.2mm
 250本限定(385,000円)
となっています。
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2月発売予定の2モデルは、世界で最も薄い和紙と言われる「土佐典具帖紙(とさてんぐじょうし)」を用いた文字板となっています。
 左:春モデル「息吹(いぶき)」(AQ4100-06W)
 右:夏モデル「紺碧(こんぺき)」(AQ4100-14L)


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一方、8月発売予定の2モデルは、土佐和紙「雲龍紙」を文字板に採用しています。
 左:秋モデル「綾錦(あやにしき)」(AQ4102-01X)
 右:冬モデル「静寂(しじま)」(AQ4100-22E)


人気順は夏>冬>春>秋となると予想します。
385,000円という価格は高いように感じますが、ライバルたるGSのSBGX349(SBGX347)と同価格となっています。
あちらは、SS、年差±10秒、34mm径であり、これら3要素はザ・シチズンに優位性がありそうですが、ブランド力、厚さ(GSは10.7mm)についてはGSな軍配が上がりそうです。
なお、過去の土佐和紙文字盤モデルも385,000円でしたので、昨今の値上げラッシュにかかわらずお値段据え置きとも言える……
正直、もう少し薄くできんかったのか。シリーズ8(機械式)ですら10.1〜11.7mmなのだから。ここは毎年技術力上げて薄さを追求すべきと思うのですが。

シチズンもGSのように四季に訴えたモデルを出しました。
パクリとか、後追いとか言うつもりはありませんが、両ブランドとも海外への販路を拡大するのであれば、四季というものは「NIPPON」というブランドの一部であり訴求力が強いものとメーカーが考えているのだなぁと感じます。
確かに、スイス勢も「ジュウ渓谷の自然を〜」というモデルを出しているので同じかとは思いますが、自分的には??です。
ということは、メーカーが四季や24節気をイメージしたと言っても海外からすると、は?、と思っているかもしれません。
むしろ、技術力や革新性、新たなデザインの製品を出せない(同一モデルを長く売り続けるブランド力が無い)から、色違いを出したけど、適当な理由付けをしてもっともらしくしている、などと考えるのは意地悪がすぎるでしょうか。

前回(2020年9月)の記事でクロノマスター表記だったチタンモデルはイーグルマークにモデルチェンジしました。
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そして、SSケース、38.5mm、年差±5秒、10年保証で20万円代という希望に近いモデルも発売されました。
個人的に言えば、確実にザ・シチズン購入への足取りは近づいています。
ですが、ダイバーズやGMTなどのスポーツモデルへの夢が捨てきれないんです。買った途端にスポーツモデル発表となったら、お金が幾らあっても足りないじゃないですか。

当モデルですか?
僕の推しは夏モデルです。
今年流行るであろう『アイスブルー(スカイブルー)』文字盤だからですよ。