
11月5日から始まっているセイコーヒストリカルピンズコレクションプレゼントキャンペーン。かれこれ1ヶ月が経とうとしています。
対象商品(税込11万円以上)で1つ、しかも中身を選べず、正攻法でいくといったいどれだけ費用がかかるんだという鬼畜仕様のキャンペーンです。
いや、どうせ残るんだから税抜100,000〜199,999は1つ、200,000〜299,999は2つとかにしたらいいし、プレザージュやプロスペックスの量販価格帯である5万円以上、10万円未満が対象外ってどーなのよ??
こういうのって、100%余ると思うんですが、余ったやつってどうなるんでしょうね。
今の御時世、店舗関係者の持ち帰りや関係者へ配布というわけにいかないだろうし、サスティナブル社会を目指していながら、廃棄というのもねぇ…
ご存じの方いらしたら、ご教授下さい。
さて、CtoC取引が一般化したおかげで、メルカリやらラクマでは多数、出品されています。
時計のみにフォーカスした人にとっては要らないものが売れ、値引きっぽくなるし、コレクターにとっては10万円以上払わなくとも良いしでウィン・ウィンの関係なのかな、と思います。
各ピンズ、だいたい2500〜4000円あたりで取引成立しており、人気・不人気を考慮するとコンプにはだいたい5万円ほど要するようです。
セイコーのお知らせページにもピンズ詳細が載っていませんでしたので、ちょっと纏めてみました。
なお、解説についてはセイコーミュージアム及びセイコーHPより引用しています。
① 1913 LAUREL

12型の国産初の腕時計。
2014年日本機械学会より日本の機械の発展に貢献したとして「機械遺産」に認定。
復刻モデルはこちら
⇒SCVM001(セイコーヒストリカルコレクション"THE YEAR 2000")

② 1956 AUTOMATIC

国産初の自動巻腕時計。創業者 服部金太郎の理念を反映し、当時、時代の一歩先を行く製品であった「オートマチック」は、男性用の手巻腕時計の中心価格帯が4,000円台であった時代に、13,000円以上もする高価なものだったが、最新技術を求める人々の間では人気の的となった。
復刻モデルはこちら
⇒SARW027 セイコーHP

③ 1956 SEIKO MARVEL

世界に肩を並べるべくセイコーが作った、当時、最も精度が高い製品。ムーブメントサイズをΦ26mmと大きくし、時計の原理原則に立ち返り、高性能、作り易さ、修理性を追求した。日本での精度コンクールでは敵なしで、1957(昭和32)年米国時計学会(日本支部)のコンクールでもスイス品を抜いて第一位にランクされた。
④ 1959 LAUREL ALPINIST

1959年に誕生した「ローレル アルピニスト」は、1960年代のレジャーブーム到来に先駆けて登山やスキーの人気が出始めていた頃、タフなスポーツシーンにもフィットする時計として開発された。気密性の高いスクリューバックを採用し、レザー製のウオッチパッドは汗から時計を守る役割を果たした。
復刻モデルはこちら
⇒SBEN001 セイコーHP

⑤ 1964 CROWN CHRONOGRAPH

東京オリンピックの年に発売した国産初のストップウオッチ付腕時計。コラムホイールで作動を制御。
復刻モデルはこちら
⇒SARK015

⑥ 1965 MECHANICAL DIVER'S

国産初の150m防水腕時計。高水圧に耐えるよう、リュウズ部分に二重パッキン構造を採用、第8次南極越冬隊に採用された。
復刻モデルはこちら セイコーHP
⇒SBDX019

⑦ 1968 MECHANICAL DIVER'S

当時としては世界最高水準の10振動ハイビートムーブメントを世界初の裏ぶたのないワンピース構造の300m防水ケースに搭載した画期的なモデル。1970年には日本山岳会の植村直己、松浦輝夫の両氏がエベレスト登頂にこのモデルを携行し、高い信頼性が実証されるとともに、今日ではプロテクターつきモデルと並んで、セイコーダイバーズウオッチの代名詞にもなっている。
復刻モデルはこちら
⇒SBEX007 セイコーHP

⑧ 1969 QUARTZ ASTRON

世界初のクオーツ腕時計。時間精度1ヶ月±5秒以内という腕時計の歴史を変えた高精度を実現。独自に開発した音叉型水晶振動子、オープン型ステップモーターは、現在のクオーツ腕時計の標準となっている。特許技術の公開によりクオーツ腕時計の世界的普及に貢献。2004(平成16)年米国電気電子技術者協会(IEEE)「企業革新賞」「マイルストーン賞」をダブル受賞。2014(平成26)年日本機械学会より「機械遺産」に認定。
復刻モデルはこちら
⇒SCQZ002(セイコーヒストリカルコレクション"THE YEAR 2000")

⑨ 1969 5 SPORTS SPEEDTIMER

針飛びのない垂直クラッチ機構と、動作が滑らかなコラムホイールを同時に搭載した世界初の自動巻クロノグラフ。日・曜日付。
⑩ 1975 QUARTZ DIVER'S

チタニウムを世界で初めてケースに使用したワンピース構造の600m飽和潜水仕様の本格ダイバーズウオッチ。気密性・耐久性など外装だけで20件以上の特許を取得。
復刻モデルはこちら
⇒SBDX005(セイコーヒストリカルコレクション"THE YEAR 2000")

⑪ 1999 SPRING DRIVE

機械式時計と同じゼンマイのほどける力を動力源として、「トライシンクロレギュレーター」と呼ぶ水晶・半導体・モータで構成される脱進調速機構を駆動・制御することにより、クオーツと同等の高精度を実現。世界初で唯一のセイコー独自の次世代の腕時計。
⑫ 2012 SEIKO ASTRON

世界初のGPSソーラー腕時計。世界中の全てのタイムゾーンに対応し、ボタン操作ひとつで、いつでもどこでも正確な時刻を知ることができる。GPS衛星から原子時計の正確な時刻情報を受信、ソーラー発電で動き続ける次世代の腕時計。
【シークレット】
⑬ 1924 SEIKO-BRANDED WATCH

最初のセイコーブランドウオッチ。関東大震災の年まで製品毎にブランドを命名していたが、震災後、精密で正確な時計を作り続けるという精工舎創業の原点に立ち返り、ブランドをSEIKOに統一した。
⑭ 1961 KING SEIKO

グランドセイコーと並び、セイコーを代表する高級腕時計。ベースは、マーベルより薄く高性能を目指したクロノス。スイス・クロノメーター級の検定規格を設けた。
コンプした強者は現れるでしょうか。
コンプした方は是非、コンプ画像をSNSにアップして自慢して下さい!
2022.3.15追記

全種コンプの方が現れましたぞ!
ヤフオク出品中です。スタート価格が10万円ですが、一つ一つの相場やなかなか出品されないモデルもあることを考えたら意外とお得かも…!?
額装して飾りたいっすね〜
よろしければポチッとお願いします。更新の励みになります🙏
人気ブログランキングへ

時計ランキング
コメント
コメント一覧 (4)
集め終わると満足してしまったこともあるのですが、売ってお金にして新しい時計を買いたい。。。と
いう邪な気持ちに負けてしまいました。
物欲は恐ろしいです。
butsuyoku1624
が
しました