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かつてはセイコー・シチズンにおいて、多くの角型モデルが展開されていました。グランドセイコーもレアモデルですが5646-5010という角型モデルが発売されていました。
海外モデルでは角型モデルの展開もあるのですが、国内モデルとしては壊滅状態です。
ですが、海外ブランドを見てみますと、
 カルティエ…タンク、サントス
 ジャガールクルト…レベルソ
 タグホイヤー…モナコ
 ジラールペルゴ…ヴィンテージ1945

といったモデルがあり、派生系を含めるともの凄い数があります。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、角型モデルは昔から連綿と作り続けられてきたモデルばかりなんですね。
以前にも述べましたが、
スイスの高級ブランド(おそらくGSの目指すブランド群)は、機械式三針ドレスモデルをブラッシュアップしながら、しかしそれがそれであることが分かるよう、クォーツショックに負けず大事に作り続けています
なんです。
結局は、コレが出来なかったからスイス勢の後塵を拝しているんだと思うんです。つまり、セイコーやシチズンが高級ラインで角型モデルを出すならば、それ相応の覚悟がいるということです。

一方、CASIOは気楽なモンでG-SHOCKと言えば角型、ラウンドなんでもござれで、オシアナスだって角型新作モデルを出してきました。絶対、このモデルだけで、後には続かないでしょう(笑)
それでも、ラウンドが主流の時計市場に新たに角型モデルを投入するのには、それなり(相当の)労苦があったハズで、担当者の方の強い意志を感じずにはいられません。
この点、時計好きの当ブログ読者諸氏は、担当者の労苦に報いるべく「イイネボタン」を連打してもらわなくてはなりません。

さて、角型、角型言ってますが、角型にもいろいろありまして、山田五郎氏の著作『機械式時計大全』においては、代表的タイプとしてトノー、カレ、レクタンギュラーの3点が挙げられています。
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(難しいけど面白いです。)

オシアナスの新モデルはこのうち「カレ」に当たると思われ、「カレ」で思いつくのが、タグホイヤーのモナコですので、比べてみました。
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タグホイヤーは、SS×横幅39mm×2つ目機械式クロノグラフ
オシアナスは、チタン×横幅38.2mm×ソーラー電波
という特徴を備えています。
それぞれ求められる機能が異なるので、ケース形状だけで比較することは正しくないかもしれませんが、デザインだけを見ればさすがモナコといったところでしょうか。
オシアナスの方は、他のモデルにも搭載されているワールドタイマー機能付きのムーブメントを載せているので針の数が多く、また、ワールドタイマーやらパワーインジケーターやら様々な機能をてんこ盛りなので、モナコに比べると文字盤の情報量が多いです。
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機能としては正解、デザインとしてはやや難といった印象を受けます。
じゃあ、シンプルな三針としたらよかったのかというと、それもまた難しいところで、角型モデルはシンプル三針だとどうしても「歴史感、ヘリテージ感」が出てしまい、オシアナスにはそぐわない気がします。

そんなわけで、当モデルはオールブラックのPVDモデルが1〜2モデル出て打ち止めのような気がしますが、久々に出た角型モデルです。
まずはそのことについて、歓迎しようじゃありませんか。


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