
オリスが昨年発表し搭載モデルを増やしているキャリバー400は、120時間というロングパワーリザーブと10年保証を備えながら手に取りやすい価格で時計業界の度肝を抜いたムーブメントです。
当ブログでも何度か取り上げています。
そして、オリスの売れ筋モデルといえばダイバーズ65ですが、キャリバー400は遅かれ早かれ搭載されると思っていましたが、HODINKEEから限定モデルとして発表・発売されるとは誰が想像できたでしょうか。

ご覧のとおり、HODINKEEエディションは、
①ヴィンテージロゴ
②カウントダウンベゼル
③ノンデイト
④グリーンダイヤル
⑤38mm径
を特徴としています。
通常モデルと比較してみると、HODINKEEエディションは当モデルが意図した「ヴィンテージデザイン」を見事に体現しています。
通常モデルも発売当初は、オリジナルモデルを現代的に解釈しつつもヴィンテージ感溢れるデザインでしたが、見慣れたこともあり、HODINKEEエディションの新しさ(と言っていいのかな?)が引き立ちますね。
横幅は上記のとおり38.0mmですが、厚さは12.6mmあります。
横幅はいいですが、厚さはややあるなという印象です。アクイスデイトのキャリバー400モデルの厚さが13.5mmですから、防水性能(300m→100m)の違いやシースルーバック仕様よりこの厚さとなったのでしょう。
また、ヴィンテージ感を演出するため、ドーム型風防にしていることも影響していると思います。
そのため、実際に装着してみると厚さが上方向(文字盤側)に引っ張られて、数値以上に着け心地は悪くないかもしれません。
ですが、ヴィンテージならば別にシースルーバックでなくとも良かったのでは?とも思います。自慢のキャリバーなので見せたい気持ちは分かりますが。
気になる価格は3,800ドルと、約40万円ほどの値付けですので、数量限定モデルとはいえ、他のキャリバー400搭載モデルとそう変わりません。なので、ソッコーで完売しております。
気になるのは、通常モデルのスペックです。
先の①〜⑤の特徴のうち、通常モデルに引き継がれる可能性が高いのは、⑤38mm径だけでしょう。
ダイバーズ65は36mmと42mmの2サイズで展開されています。HODINKEEエディションの裏側を見ると、かなりピッチリムーブメントが詰まっているような感じがします。そのため、36mmにはムーブメントが収まらない可能性があります。
そのため、42mmで出すか、新サイズとして38mmで出すかのどちらかではないでしょうか。
デイト仕様はラインアップされるにしても、もう少し先でしょう。
カウントダウンベゼルはこれから先も通常販売はされないと思います。あってもHODINKEEエディション第二弾かと。
価格はアクイスデイト41.5mmモデルが374,000円なので、40万円弱はカタイですね。
アクイスデイトよりも小型で日本人向けのモデルですので、デザインによっては人気が出ることは確実でしょう。SSブレスモデルは当然のことながら、ストラップはラバーの他にNATOストラップやMNストラップモデルもラインアップに加わるかもしれませんね。
通常モデルが楽しみです。
よろしければポチッとお願いします。更新の励みになります🙏
人気ブログランキングへ

時計ランキング
コメント