メタルブレスは520ポンドという価格となっています。
日本で発売されているモデルが490ポンド＝61,600円（税込）ですから、1ポンド約125円というレートになっています。
すると、当モデルは約65,000円ほど、キリよく税抜60,000円・税込66,000円あたりが日本で展開されたら、考えられる価格ではないでしょうか。
現在の相場が1ポンド152円ほどですから、円安ポンド高レートですね。一応、輸出有利!?と言えるのでしょうか。イギリスの時計産業事情は分かりませんが、目立った時計産業も無さそうなので輸入関税は低そうなので、日本企業有利ですね。

UKオンラインで気に入ったのが、各モデルの愛称がちゃんと表記されている点でした。

日本ではセカンドダイバーと言われるモデルも、地獄の黙示録で主人公「ウィラード大尉」が装着していたことから海外では「Captain Willard」と呼ばれています。
また、「Arnie」はアーノルド・シュワルツェネッガー氏の愛称ですね。着用して出演した映画は「コマンドー」です。

以前にも書きましたが、時計好き（に限らずでしょうが）はメーカーが意図して作ったストーリーは受け入れません。
むしろ、デザインや性能に惚れ込んで、著名人やその道のプロが愛用することで、その時計に値段では表せない付加価値が産まれることを好みます。
セイコーの各モデルに着けられた愛称もその一つです。

愛称の定義は

「親愛の気持ちを含めて呼ぶ特別の名前」

だそうです。

日本では海外ユーザーが付けた愛称で商品展開が行われていません。（メーカーとして紹介することはありましたが。セイコーデザインＨＰ）
ですから、メーカーが愛称をどの程度重視しているのか、測りかねるところはあります。
陸亀は最も長生きする陸上生物のひとつです。
その名に恥じぬよう、他のカメのように長く育てていってほしいものです。



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