今年、セイコーから発売された機械式GMTモデルは、シャープエッジシリーズでした。
既存の三針シャープエッジシリーズの派生モデルで、文字盤などの全体の意匠はそのままに、若干のサイズアップ(39.3→42.2mm)と10万円代という戦略的な価格を引っさげて登場しました。

私も実物をショーケース越しに見ましたが、サイズの先入観で試着には至らず。良くないですね。何でもかんでも数字で判断するのは私の悪いクセです。時計を購入する決め手の50%はフィーリングです。
皆さんも感染防止策を講じつつ、街に出かけて、ガンガン試着して感性を磨きましょう。

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さて、そんなプレザージュに新たにラインアップされる新GMTモデルをキャッチしました。
搭載されるムーブメントは、cal.6R64でシャープエッジシリーズと同じです。
全体のレイアウトも左にパワーリザーブ計、中央にスモセコ回転式日付で変わらずです。

これまでのプレステージラインの様な丸みを帯びた造形から、ベルト・ラグともパキッと角が立っており、エレガンスさの中にも力強さを感じるデザインになっています。
最大の特徴は13角形ベゼルで、これまでのシリーズとは異なった印象を与えています。

SSブレス3モデル、(おそらく)アリゲーターストラップ1モデルの展開です。
文字盤は、140周年記念モデルを思わせるスカイブルー(限定モデルではないと思われる。)、青琺瑯文字盤のような深い青、ピンクゴールド、そして赤青白黄というガンダムカラー。
文字盤のカラー展開としては、シャープエッジシリーズより攻めています。

値段はシャープエッジシリーズと同価格の159,500円か少し安いくらいでしょう。直径はベゼルが薄いので40.5mmあたりでしょうか。
普及価格帯で、機械式GMTを拡充させるセイコーには驚かされます。



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